全日本選手権は、浅田真央選手の4連覇で締めくくられました。
同時に、4年前のトリノオリンピックでは年齢制限で出場することができなかった
バンクーバーオリンピックの出場が決まりました。
GPシリーズと演技構成を変え、3Aを披露する位置を変え、
GPファイナル出場がかなわなかった分、その時間を全日本に集中させて
フィギュアの天才、浅田真央が練習に打ち込んできた賜物といえるでしょう。
そして、私の脳裏には、またしてもあるジャーナリストの方の記事が浮かんでいました。
「・・・まず、音楽。ショートプログラム(SP)の『仮面舞踏会』、フリーの『鐘』が、はたしてフィギュア向きといえるのだろうか。
フィギュアスケートは芸術性だけでなく、技を争うのだから、ジャンプが確実でなければならない。
しかし、この2曲とも、体の重心を下へ下へと導くような曲想であり、上へ上へとジャンプしやすく体が伸びきる音楽とはいえない。
ジャンプにはタイミングが非常に重要だと思うが、これらの曲はタイミングを取るのが相当に難しいと思う。
ジャンプし難い音楽ではないか」
これは、
2009年11月13日 新聞案内人
吉井 妙子 さん(スポーツジャーナリスト)の文章から、
「10月29日のこの新聞案内人コーナーで、弁護士の田中早苗さんの文章を目にした。・・・」
から始まる文章から引用したものです。
「弁護士の田中さんがなぜ、アスリートの身体の細かな感覚まで分かるのかと不思議だったが、
趣味はクラシックバレエ、との一文を読み合点がいった。
多分、観賞する側ではなく、実際に踊られていたと推測する。」
私は、この記事を以前に目にしていて、なるほどとうなずきながらも
真央選手は、昨シーズン、フリーで『仮面舞踏会』をみごと演じ切った実績から
彼女には、苦手な音楽などないのだろうか?
と、思っていましたが。
今回の演技を見て、またしても同じことを思ってしまいます。
今朝、「目覚ましテレビ」で、オリンピック出場が決定した女子選手3人の談話が生放送されました。
オリンピック出場をGPファイナル終えた時点ですでに内定していた安藤選手が
FSの演技について反省の言葉ばかり述べていましたが
総合得点でみると、GPファイナルのときとさほど点差がないのですね。
参考までに、GPファイナル2位 185.94
全日本 4位 185.44
この得点で総合4位なのですから、日本女子の水準の高さは改めてすごいのですね。
そして、最後にオリンピック出場が決まった鈴木選手。
勢いのあるFSの演技は、このまんまオリンピックでも発揮してもらいたいものです。
続く「とくダネ」の番組内では、男子、アイスダンスの選手も加わって、生出演。
華やかな談話の陰で、惜しくも今回もオリンピック選考にもれた中野選手。
トリノ五輪のあと、1から立て直して頑張ってきた村主選手。
彼女たちのことを思うと、胸が張り裂けそうです。
同時に、4年前のトリノオリンピックでは年齢制限で出場することができなかった
バンクーバーオリンピックの出場が決まりました。
GPシリーズと演技構成を変え、3Aを披露する位置を変え、
GPファイナル出場がかなわなかった分、その時間を全日本に集中させて
フィギュアの天才、浅田真央が練習に打ち込んできた賜物といえるでしょう。
そして、私の脳裏には、またしてもあるジャーナリストの方の記事が浮かんでいました。
「・・・まず、音楽。ショートプログラム(SP)の『仮面舞踏会』、フリーの『鐘』が、はたしてフィギュア向きといえるのだろうか。
フィギュアスケートは芸術性だけでなく、技を争うのだから、ジャンプが確実でなければならない。
しかし、この2曲とも、体の重心を下へ下へと導くような曲想であり、上へ上へとジャンプしやすく体が伸びきる音楽とはいえない。
ジャンプにはタイミングが非常に重要だと思うが、これらの曲はタイミングを取るのが相当に難しいと思う。
ジャンプし難い音楽ではないか」
これは、
2009年11月13日 新聞案内人
吉井 妙子 さん(スポーツジャーナリスト)の文章から、
「10月29日のこの新聞案内人コーナーで、弁護士の田中早苗さんの文章を目にした。・・・」
から始まる文章から引用したものです。
「弁護士の田中さんがなぜ、アスリートの身体の細かな感覚まで分かるのかと不思議だったが、
趣味はクラシックバレエ、との一文を読み合点がいった。
多分、観賞する側ではなく、実際に踊られていたと推測する。」
私は、この記事を以前に目にしていて、なるほどとうなずきながらも
真央選手は、昨シーズン、フリーで『仮面舞踏会』をみごと演じ切った実績から
彼女には、苦手な音楽などないのだろうか?
と、思っていましたが。
今回の演技を見て、またしても同じことを思ってしまいます。
今朝、「目覚ましテレビ」で、オリンピック出場が決定した女子選手3人の談話が生放送されました。
オリンピック出場をGPファイナル終えた時点ですでに内定していた安藤選手が
FSの演技について反省の言葉ばかり述べていましたが
総合得点でみると、GPファイナルのときとさほど点差がないのですね。
参考までに、GPファイナル2位 185.94
全日本 4位 185.44
この得点で総合4位なのですから、日本女子の水準の高さは改めてすごいのですね。
そして、最後にオリンピック出場が決まった鈴木選手。
勢いのあるFSの演技は、このまんまオリンピックでも発揮してもらいたいものです。
続く「とくダネ」の番組内では、男子、アイスダンスの選手も加わって、生出演。
華やかな談話の陰で、惜しくも今回もオリンピック選考にもれた中野選手。
トリノ五輪のあと、1から立て直して頑張ってきた村主選手。
彼女たちのことを思うと、胸が張り裂けそうです。