にゃんこままの部屋

その時々に感じたことを、日記風につづります。

大河ドラマ「光る君へ」初回から、びっくり!

2024-01-10 19:00:52 | 映画  テレビ
地域で開催される「とんど」に、サツマイモをアルミホイルに包んで焼くから、提供してほしいと頼まれ、

主人がサツマイモをより分けて持って行った残りのサツマイモで、

主人曰く「カレーが食べたいから、このサツマイモ使って作って。」

と言うので、

お正月の金時人参といっしょに、ちょっと甘めのカレーを作りました。


前置きが長くなりましたが、

録画しておいた大河ドラマ「光る君へ」を見ました。

紫式部が主人公ですが、「源氏物語」は出てこないという。

紫式部と藤原道長が主役ということで、では、その時代の歴史ものと解釈したらよいのかな・・・

「源氏物語」のファンのために、ドラマのあちこちに、「源氏物語」を思わせるエピソードはちりばめる・・となっていますね。

第一話では、少女時代の紫式部(まひろ)が、家で飼っている小鳥の籠の中をお掃除しているうちに、小鳥が逃げて飛んで行ってしまう。

小鳥を追いかけるうちに、河原へ出てしまい、そこで、のちの藤原道長(三郎)と運命的な出会いを果たす。

この部分は「源氏物語」の「若紫」の段で、

「雀の子を 犬君が 逃がしつる・・・・・」


若紫が雀を籠の中に飼っていたのに、召使の女の子があやまって、スズメを逃がしてしまった

若紫が、そのことをおばあ様の尼君に、言いつけにくるところを、光源氏の君が

垣根からのぞき見して、「なんと、かわいらしい姫!」

と、心奪われるのですね。

そこの箇所を連想させたらいいのかな?


まあ、初回のびっくりは、なんといっても、道長の次兄、道兼の非道なこと。

弟の道長を傷を負わせるほどの暴力的ないじめ。

そして、まさか、第一話のラストに、まひろのお母さま(ちやは) を娘の目の前で、殺してしまうとは!

でも、歴史学者のお話では、紫式部の実母は、式部や弟を生んで、間もなく病死したとのことなので、

これは、脚本家の創作ですね。

いくら道兼がらんぼうものだったとしても、歴史を変えちゃって、彼を殺人犯にしちゃっていいのですか?

このドラマに限ったことじゃないけれど、歴史や原作を変えて、

殺人者にしたてあげたり、原作では懲役刑なのに、死刑にしちゃったり、

そんなことしていいのかなと思います。

大河ドラマで、ずっと昔「天と地と」って、上杉謙信を主人公にしたドラマがあったけれど、

謙信が生涯妻をめとらなかった武将として有名ですが、作者の海音寺潮五郎さんは、

妻にしなかったけれど、謙信が生涯愛した想像上の人物(乃美) を登場させていました。

謙信にもロマンスがあったということで、そのくらいのフィクションならいいのでは?許されるんじゃないかと思うのですが。




コメント
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