2009-0906-yhs553
行く秋や
虚空を翔ける
ヘリコかな 悠山人
行く秋や
虚空を翔ける
ヘリコかな 悠山人
○俳句写真、詠む。
○地上高22mから四囲の景観を眺めていたら、ヘリコが上空を横切った。車、船、飛行機の操縦だけは、などと若い頃から夢を見て来たが、今でもこういう風景を見ると、心にさざ波が立つ。2009年版の航空法(81条)と施行規則(174条)を参照したら、市街地では300m以下の飛行は禁止されている。初句は「晩秋」でないことを確認。文語「虚空」は口語の「大空」。
¶行(ゆ)く秋(あき)=「過ぎ行く秋。」(『古語辞典』)
□俳写553 ゆくあきや こくうをかける ヘリコかな
【写真】先日、赤坂公園で。