2009-1026-yts852
ありありて隣びとてふやいば見ゆ
ひとたびことの起こりたりせば 悠山人
○短歌写真、詠む。
○遠い親類よりも近くの隣人・・・とは言っても、実際にはなかなか難しい。
¶あ(在)りあ(在)りて=「(2)とどのつまり。結局。」(旺文版『古語辞典』)
□短写852 ありありて となりびとてふ やいばみゆ
ひとたびことの おこりたりせば
【写真】額の写真は、自作のものと入れ換えた。きのう、餐庁で。
【memo-戦勝記念日?】夕暮れが迫る海岸。どこからともなく集まる人の群れ。どよめきのような声とともに、夜空に上がる照明弾。どうやら第二次大戦の終結の記念日らしい。穏やかな入り江に弾の燃え滓がゆっくり押し寄せる。アメリカはその時、どうしていたんだ? 七か国でNATOの準備に忙しかったんだよ、と誰やらの声。私は岸辺の石ころを二つ拾って、宿に戻る。学友たちは、すでに入浴を済ませていた。・・・丑の刻に目覚めたら、なぜか「軛」という言葉が思い浮かんだ。