2009-1027-yhs581
鄙にあり
都にありて
薔薇あかし 悠山人
鄙にあり
都にありて
薔薇あかし 悠山人
○俳句写真、詠む。
○屋外の鉢植え薔薇「マチルダ」は、霜月目前ではあっても、いずこにあっても、「明るい赤」だ。
□俳写581 ひなにあり みやこにありて ばらあかし
【写真】先日の撮影。彩度を僅かに上げる。
【memo-ノエルの少年】いかにも観光客という風体で、イタリアの小さな町を散策していた。さっきからさっぱりしない身なりの少年が後をつけて来る。そうか、きょうはノエルなんだ、だからケーキでも食べさせてくれと言うのか。それならと、席の空いていそうな店へ入る。少年ジョゼは嬉しそうな顔をして、黙って食べ始めた。私はというと、食べても食べても減らないなあ、と感じている。テーブルへプレゼントが置かれた。箱を開けると、かわいい時計だ。半端な時なのに、聞いたことのないメロディーを奏で始めた。・・・さきほど目を覚ましたら、間もなく卯。心がすっかり浄められたらしく、そういう自分に少し安心した。きのうの雨が嘘のように、朝日をあびた純白の富士山が青空に映える。