悠山人の新古今

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短歌写真948 梅雨入りと

2010-06-16 03:00:00 | 短歌写真

2010-0616-yts948
梅雨入りと聞えしときにはじけたる
忍摺こそ恋の花なれ   悠山人

○短歌写真、詠む。
○首都圏入梅の日、芝庭に急に捩花(ねじばな)・捩摺(もじずり)が林立した。翌日はほとんど真夏日だったので、あえなく消滅。捩花の別名は「忍摺」(しのぶずり)で、記紀万葉以来、恋歌・思歌(おもいうた)との関係が深い。
cf. 2006-0630-yts172
  陸奥のしのぶもぢずり誰ゆゑに 乱れそめにしわれならなくに  源融
    2008-0627-yts611
  古をしのびて眺む綟摺の 今年はげにもにぎはひて咲く
□短写948 つゆいりと きこえしときに はじけたる
         しのぶずりこそ こひのはななれ
【写真】珊瑚樹と同じ。


image966 梅雨入りの珊瑚樹

2010-06-16 01:00:00 | images

2010-0616-yim966
title:Viburnum_odoratissimum
yyyy/mm:2010/06
memo:珊瑚樹(さんごじゅ)の学名を検索したら、Viburnum_odoratissimum(ウィブルヌム・オドラティッスィムム)らしい。しかし V. awabuki(ウ~・アワブキ)も同じくらい通用している。
きのう、自宅で撮影。よく見ると雨粒が写り込んでいる。