悠山人の新古今

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俳句写真893 サフランの

2011-09-09 02:00:00 | 俳句写真

2011-0909-yhs893
俳句写真893 サフランの
サフランのまたも咲きたる秋日和  悠山人

俳句写真、詠む。
○何の変哲もない素焼きの鉢。頼り気のない細長葉。疾うに終わったと思っていたら、台風開けを待っていたかのように、朝大きく咲いた。サフラン。きょうは重陽節。
俳写893  サフランの またもさきたる あきびより
【写真】先日、自宅。
meineTraeume-空色蝶:四国の宿に泊ってゐた。昨日は街を散歩してゐたら、珍しい蝶を見た。通りの生垣に大きな羽をゆっくりと上下させながら休んでゐるやうだ。そっと近付いたら鷹揚に舞上っていった。何となく気になったまま今朝を迎へる。まだ人気のない中庭の露天風呂へでも入らうか。さう思ひながらふと浴泉に目を遣ると、湯を囲む満天星躑躅の生垣に、ひらひらと一匹の鮮やかな空色の蝶が舞下りて来た。蛇の目の対の目玉の、さう、昨日の蛇目揚羽だ。カメラ、カメラ、と頭の中で叫んではみたものの、蝶はあっというまにまた飛立ってしまった。・・・目覚めてから鳥類図鑑を調べたが、勿論ある筈もなかった。