2013-0724-yts1275
短歌写真1275 青空も
青空もまだらに見えて猛暑日は
黒雲去らず夕暮れのごと 悠山人
○短歌写真、詠む。
○セ氏40度直前の猛烈な暑さ。それでもなかなか抜けるような青空とはいかない。撮影は未申の刻(午後三時)あたり。
□短写1275 あをぞらも まだらにみえて まうしょびは
くろくもさらず ゆふぐれのごと
【写真】きのう、自宅。自動撮影のあと、R=(-)50、B=(+)50 の色調補正。
memo-WSM:(Gy) 「L'ÉTUDIANTE」。1988、仏、1時間40分強。日語題「ソフィー・マルソーのスチューデント」、字幕も。続けて仏映画。いきなり雪のフランス・アルプスの急峻な坂をスキー滑降するカメラで始まる。これ、ソフィー?と思ったら、仲間から少し遅れた若い男。下のケーブル駅で乗り合わせた、二人乗りゴンドラの相客が、バスク出の運命の女主人公。男はその場で彼女にくぎ付け。ロック・バンド仲間と別れて、あとをつけてリヨン駅から偶然を装ってメトロに乗り、言葉を掛ける。こうして二人の熱愛交際が始まる。女はソルボンヌの修士学生、予備校講師、小学校講師。男は各地巡業の売れない作曲家・シンセ奏者。・・・ソフィーの若さが輝く。大学の公開審査の様子は、かなり詳しく分かった。最初メトロで、彼女が一瞬彼に見せた本の表紙、映像を止めて小さい文字を必死に読みとったら、Le Misanthrope(人間嫌い)らしい。これは、最後のソルボンヌで彼女が長時間発表することになる。原題直訳は「女子学生」。フランス人のモリエールやコルネイユへの思いは、半端ではない。
memo-「人間嫌い」:(続き) 私のような語学貧者には、世界文学案内 vol56、http://blog.asahipress.com/sekaibungaku/2010/05/vol56-a6a1.html。仏語堪能な方には、Comédie Française 2000、http://www.youtube.com/watch?v=ImlUzaTaM7Q。
2013-0724-yim1832
image1832 暗雲満月
title: fullmoonwiththickclouds
note: 夕風に吹かれながら、バルコニーで転寝。気がつけば夜9時。それから厚い雲を眺めながら、30分以上かけて40枚余りの<満月写真>を撮影した。澄み切った満月写真は、これからはいつ撮影出来るか。昨夜、自宅。I shot these photos yesterday night, from 21h00m to 21h35m JST, on the outdoor bed without tripod. No one will take dark cloudy moon but me, think I.
memo-WSM:(Gy) 「Cousin Cousine」。1975、仏、1時間半強。日語題「さよならの微笑」、字幕も。<いとこ(男)いとこ(女)>(いずれも単数形、コマなし)という原題どおり、フランスの中年男女の偶会から相愛までの話。葬式とか結婚式とかのたびに集まる一族。世代ごとに繋がりを意識するわけだが、古い映画ではあっても、最初から最後までフランスらしい、自然な人間模様が描かれている。公開当時、マディソン郡同様、仏米などの中年男女に大好評だったらしい。