061 見上げれば空 2005-09-20 04:35:00 | 新古今集 「天霧る(あまぎる)」。この歌に出会うまで、知らなかった言葉。強烈に脊髄神経を刺激された。ただそれだけの理由で、これを選んでみた。やまとことばの奥深さは、際限がなさそう。【略注】○天霧る=空一面がけぶる。 ○ふる里=「降る里」「古里」の掛詞。里は都に対して田舎。古里は、現代語の home town とは違って、古い・荒れた・寂しい田舎。 ○小侍従(こじじゅう)=悠 022 (07月23日条)既出。 « 短歌写真041 芸術の | トップ | 短歌写真042 バルトロの »