地球温暖化の気配もない時代だから、雪が降るといったら、だいたいは豪雪と考えていい。空気もきれいだし、嗅覚も、現代人とは比較にならないくらい鋭かった。そういう状況を想像しながら、かすかな春へのいざないを読む。
【略注】○まがへたる=(紛ふ)見間違えるほどの。
○雪もよに=雪の中に。「もよ」は希用らしく、「源氏物語」に用例を見る程度とか。
「も」「よ」ともに感動助詞か、と小学版の注。
○源通具=悠 051 (09月05日条)既出。
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