030 太陽が陰りを 2005-08-02 02:30:00 | 新古今集 ■「涼しく曇る夕立の空」は、そのまま現代に使える、新鮮な表現。現代詠の「かげり」は、文学的には「翳り」を使う作家が多い。ここでは平易な口語を選ぶ。【補注】○よられつる=暑さで萎れて、撚(よ)られるようになった。 ○野もせ=「野一面の」(小学版)、「野も狭いほど」(新潮版)、「野に満ちた り…」(岩波版、藤原清輔・奥義抄引用)。 ○西行=悠 006 参照。* 「スタッフおすすめ」は、きのう午後フェイド・アウト。 « 029 きらきらと沖に | トップ | 短歌写真010 折りふしに »