悠山人の新古今

日本初→新古今集選、紫式部集全、和泉式部集全、各現代詠完了!
新領域→短歌写真&俳句写真!
日本初→源氏歌集全完了!

俳句写真249 花ありて

2008-03-29 07:00:00 | 俳句写真
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花ありて
心ゆらふる
深き紅   悠山人

○俳句写真、詠む。
○花の萎るるを惜しみてなほ詠ふ。
¶ゆらふ=「ためらう。」(旺文版『古語辞典』)
□俳写249 はなありて こころゆらふる ふかきべに 
【写真】同前。

短歌写真553 求めつつ

2008-03-28 02:00:00 | 短歌写真
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求めつつ得らるるなきは美しく
咲きて散りぬる春のさくらか   悠山人

○短歌写真、詠む。
○染井の隣に彼岸が並ぶ。
□短写553 もとめつつ えらるるなきは うつくしく
        さきてちりぬる はるのさくらか
【写真】同じ。

image483 染井満開

2008-03-28 01:50:00 | images
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title : SomeiCherry_full
yyyy/mm : 2008/03
memo : 薄い紅色の染井吉野も、またたく間に満開になった。気象庁の、都内満開宣言あり。
【写真】近所で、きのう。
*Dvorak - Five Bagatelles Opus 47 for Harmonium (Rudolph Fir) | 87.117.200.139:80*

俳句写真247 うつれるを

2008-03-27 10:30:00 | 俳句写真

2008-0327-yhs247
うつれるを
ながめて閉づる
花あはれ   悠山人

○俳句写真、詠む。
○古来これほどに花を愛する日本人
。他方では命を粗末にする日本人。「うつれる」に、「人の世の移り変わり」「水面の姿への自己陶酔(ナルキッソス=水仙)」を掛ける。「閉づる」も、これに対応する。
□俳写247 うつれるを ながめてとづる はなあはれ
【写真】菜園の花を活けたもの。自宅で、先日。


image482 水仙余滴

2008-03-27 06:00:00 | images
2008-0327-yim482
title : narcissus_dews
yyyy/mm : 2008/03
memo : 朝、夜来の雨止みて、背に露のせたる水仙、まさに開かんとす。昼、満つ。
【写真】自宅で、先日。
*CILEA - Arlesiana - Tagliavini, Tassinari, Galli c Basile | 64.71.184.99:9020*

短歌写真552 汝らも

2008-03-26 07:20:00 | 短歌写真
2008-0326-yts552
汝らもかうべを垂れて聴きをるや
鎮魂曲に浄められつつ   悠山人

○短歌写真、詠む。
○これまた急に咲き揃ったムスカリ。撮影してPCへ向かったら、流れて来たのはモーツァルトの「レクイエム」。さっそく一首を創る。
□短写552 なんぢらも かうべをたれて ききをるや
        ちんこんきょくに きよめられつつ
【写真】自宅で、きのう。

image481 桜花聳立

2008-03-26 07:10:00 | images
2008-0326-yim481
title : o_cherry!
yyyy/mm : 2008/03
memo : 公園の樹木は、さすがに手入れがいい。桜樹の先端を見ると、聳え立つような花姿。
【写真】同前。
*Gioacchino Rossini - Le sige de Corinthe-17-Atto 3-Scne et Air: Je viens de parcourir (Hiros, Clomne, Pamyra, Ismne, Nocls, Choeur) | 82.197.165.137:80*