軽薄を
しばし忘るる
鄙の旅 悠山人
○俳句写真、詠む。
○通りに面している家並は、どれも簡素な佇まいで、ほっとする。季語をどうしても、なら、「鄙」か「旅」を、「冬」。
□俳写422 けいはくを しばしわするる ひなのたび
【写真】空に少し着色した。同前。
☆身延睦月4
2009-0114-yts706
日のかさのかたはらはやく昏き青
かくてよはひは四十六億 悠山人
○短歌写真、詠む。
○昨夕刻のニュース映像で、日本列島は各地で寒冷降雪、と報じていた。私の空は、正中線を過ぎて間がないというのに、太陽は眩しく輝き、空はすっかり紺青になっている。地球の年齢は、今のところ四十六億年が定説。
□短写706 ひのかさの かたはらはやく くらきあを
かくてよはひは しじゅうろくおく
【写真】1回だけ色調を自動補正。
2009-0113-yhs419
アッシジは
夢のまた夢
霧の中 悠山人
○俳句写真、詠む。
○年始以来、初連休。身延山久遠寺の門前町は、狭い道路に一時駐車やら工事やらで、かなりの渋滞。
□俳写419 アッシジは ゆめのまたゆめ きりのなか
【写真】人と車が途切れた時にこの三門を撮影した。
【memo】作品のアッシジは一回だけ詠歌。
cf. 「短歌写真218 走り行く」(2006年09月10日、yts218)
走り行く窓より丘のアッシジの 清く貧しき人を思ひき
【memo】世界人権監視団は、その国の白燐弾(2500℃)使用を発表し、被弾国の死者が965人になったとした。(TV朝日、午前6時前)
☆身延睦月1
2009-0109-yhs415
松とれて
花やぎて咲き
雪を待つ 悠山人
○俳句写真、詠む。
○正月も松の内が終わると、正月飾りの花たちも、心なしかのびのびと華やぐ。きのうから、関東地方は雪との予報が、頻りである。作品は季語重複。
□俳写415 まつとれて はなやぎてさき ゆきをまつ
【写真】きのう、別宅で。
【memo】1)Windows7 が、ついにきのうのTV映像で登場した(Las Vegas 見本市)。 2)SDカードとメモリースティックに2TBが登場と、新聞報道。 3)けさの天声人語に、「600人を超す死者の多くは一般市民・・・もはや無差別」と。