悠山人の新古今

日本初→新古今集選、紫式部集全、和泉式部集全、各現代詠完了!
新領域→短歌写真&俳句写真!
日本初→源氏歌集全完了!

俳句写真775 ゆく秋に

2010-11-24 02:00:00 | 俳句写真

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ゆく秋になほももえたるもみぢかな  悠山人

○俳句写真、詠む。
○晩秋。満天星躑躅(どうだんつつじ)が、少し前から真っ赤に色づいている。「もみぢ」と作句。
¶もみぢ(紅葉・黄葉)=「(1)秋。木や草の葉が赤、または黄に色づくこと。また、その色づいた葉。こうよう。」(旺文版『古語辞典』)
□俳写775  ゆくあきに なほももえたる もみぢかな
【写真】きのう、自宅で。


短歌写真992 栄やしたる

2010-11-20 03:00:00 | 短歌写真

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栄やしたる人のすがたもいまはなく
花のいのちもただにいくのみ   悠山人

○短歌写真、詠む。
○花の盛衰に人の生死を重ねる。たとえば『風姿花伝』の花は、人の生き様そのものではないか・・・そんなことを思いながら、夥しい桜の落ち葉が広がる園内を歩く。「いく」に「生く」「逝く」を掛ける。
¶栄(は)やす=「引き立てる。また、ほめそやす。」 別見出し語の「囃(はや)す」は、「声を出して調子をととのえ、引き立てる。」(旺文社版『全訳古語辞典』)
□短写992 はやしたる ひとのすがたも いまはなく
        はなのいのちも ただにいくのみ
【写真】前に同じ。欝金桜の樹の下で。


image1068 以呂波楓

2010-11-19 01:00:00 | images
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title:
Acer_palmatum
yyyy/mm:2010/11
memo:この季節は
どの公園へ行っても、紅葉が美しい。猛暑・酷暑の夏のあとだけに、ことしの彩りは諧調の変化が目に沁みる。ここでは、この以呂波楓の暗赤色が際立っていた。以呂波楓(いろはかえで)。Acer_palmatum(アケル・パルマトゥム)。先日、赤坂公園で。
【memo-GenevaCompe】ジュネーヴの国際音楽祭のピアノ部門で、初の日本人1位入賞者、という報道があった。さて演奏は、と電網を探っても出て来ない。諦めて公式HPを見て、日本人の多さに驚く。予選通過40名の中で、「Mrs Chisaki DOI 19、Mrs Mami HAGIWARA 23、Mrs Sachiko IRITANI 28、Mrs Shoko KAWASAKI 27、Mrs Haruka OGAWA 25、Mrs Arisa SAKAI 21、Mrs Ayako TAKAHASHI 28、Mr Yuya TSUDA 28、
Mr Masaru YOSHITAKE 24」の、なんと9名であった。(優勝は Ms HM)(Concours de Genève、英語版 www.concoursgeneve.ch/index.php/en/)[午前11時追記]