出羽三山のひとつ羽黒山へ行くべく
国宝 正善院黄金堂(頼朝が藤原討伐にあたって勝利祈願して寄進した寺)
近くの宿坊 奥井坊 に泊まりました
すでに到着していた大型バス2台分の
団体修験者は
早い夕食をとってすでに就寝
朝2時頃、静かに出て行った
残ったのは広い宿坊で自分一人
おかげで
神主が
晩酌まで付き合って
大太鼓の音、2礼2拍1礼、柏手、
山伏、野伏等々
その意味合いを
庄内弁の混じる
お酌のやりとりで
話に花が咲きました
精進料理は
地元の旬の食材を使い
肉っ気のない素朴な
それでいて手間のかかる
お袋の味といった
美味しい料理で
神主さん手作りのつや姫 のご飯ともに
盛り上がりました
晩酌時に明日の朝ご祈祷を
してくれると私一人のために
朝一番
神主が自ら灯りを灯し
大音響の大太鼓を打った時には
なにやら心がときめき
無心に頭を下げ
それから
精進の朝食
何故か食堂の壁に
伊達政宗公の遺訓が・・・・
神主に見送られ
晴々しい気持ちになって
宿坊を
あとにしました