以前5月19日付ブログに
『ほっとけ農場のイチゴ』
でご紹介しましたが
その後のイチゴ採取経過です
6月になりイチゴが次第に色づいて
明日あたりはと期待していた
畑仲間の老人達
イチゴの種類は
すべてランナーもらい
親元は同じ
そろそろ食べ頃と話し合っていたが
ある晴れた朝
赤くなったところを・・・
マルチの上にアライグマの足跡が・・・
皆さん俺も俺もと喧々諤諤
カラス対策でイチゴ全体を
ネットで覆うのに一日かけて
次の日に喰われたTさん
捕獲檻をセットして
様子見していたNさん
籠の餌だけ綺麗に喰われ
籠が小さて中に入っても
前脚が乗らなく
蓋は閉まってないと・・・
喰われてしまうぐらいならと
少し赤くなった苺を
採り始めたHさん
去年秋から安全策も取り
苦労して
やっぱり駄目かと
悔しがることしきり
怒りに火がついた
わがほっとけ農場は防護柵と電柵で
二重にして
擬似鳥の案山子やテングスを張り巡らし
キラキラテープを結び
夜近づくと点滅する
フラッシュライトまで
セットして防護器具販売店の様だ
万全を期して
被害がないと
仲間に話し
一安心していた
次の日に行ったら
見事に食べ頃の赤いイチゴが
すべて喰いちらかされて・・・
あぁ〜あ
パンチをクラッタ
アライグマ、タヌキ、キツネ、カラス
ドブネズミ、リス等々他の動物?
加害者は誰か
みんなで話し合ったが
特定出来ず
またもや獣たちにしてやられ
なすすべなく
やる気消沈
みんなすごすごと肩を落とし
退却散会
完敗だ
イチゴ栽培は
ビニールハウスでなければ
できないのだろうか?
来年はイチゴ栽培諦めるか・・・
これからスイカ、トーキビ、枝豆、
トマト、ニンジンと
獣たちの好物が控えているが
心配になってきた
農業は獣対策だと実感したが
趣味の家庭菜園は
今後手間のかかる防護策をやめ
獣たちに自由に解放し
ニンニク、ネギ類等々
被害の無い作物に特化
するしか無いか・・・
隣の菜園者は高齢化して
やめた様だし
主不在の菜園は
あちこちに散在し
そこは草だらけ
最期の生きがいも奪われて
世の中の人と住みかと
またかくの如しか
これこそ
方丈記の無常観だなぁ〜
ゆく川の流れは絶えずして
しかも元の水にあらず・・・