6丁目のつぶやき

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中城城(ナカグスク)跡

2018-02-02 | 

薄もやのかかる中、小雨がしとしと降る
観光客もいない
ここ中城城跡は

大規模な沖縄石灰岩の石積みが
美しいカーブを描いて
寂しく
海に刺さり立っている



海風が石垣にあたり
500年経ったその風化が
痛々しい

首里城の様な完成形では無いが
かえって
古琉球時代の息づくロマンが
ひしひしと伝わり
哀愁をそそる



よく見るとその組積工法も
野面積み、布積み、相方積みと
工学的な知識の上に成り立って
昔の人の知恵と工夫が。
興味深い



米軍からも側面だけの攻撃で
一部破壊されたが
修復も世界遺産であるため
制約があって
思うようにはいかないそうだ



降りしきる雨の中
傘をさして早口で語る
ボランティアの人が足早に去って
辺りは静まり返り
無情な雨がカメラに降り注いだ





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1 コメント

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規模は違うが (屋根裏人のワイコマです)
2018-02-02 10:29:12
私の近くに、竹田城があります
あそこも 大きな石垣だけの古い城
イメージは、そんな大分県の竹田市の
古城を思いだします、でも沖縄の城は
みんな曲線の 石垣が綺麗ですよね
見た目は綺麗なんですが、実用的には
どうなんでしょうね・・雨に濡れた城跡も
また 違ったロマンを募らせます
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