昨日の日記に「不眠症」と「夢」の話題を書いた(未アップ)ので、本来はそれに続く内容なのですが、、、先にこっちをアップしておくことにします。
今日もよく眠れませんでした。熟睡が出来ないと朝から辛いです(頭が朦朧として、胸が猛烈に痛む、今はお腹も痛い)。
でも、「朝8時30分コンビニ前にいる」と2つのブログで宣言した(?未確認)ので、一応律儀に、その時間に行ってみました(もちろん誰もいなかった)。その勢いで、(今日は行わないつもりだった)裏山探索に、いつもより1時間以上早く出かけました。
30分ほどで戻ってくるつもりだったのが、最長時間更新の6時間(9時~15時)。撮影枚数1879枚。
今日の課題は、この時期、この地域にいても良いと思うのだけれどまだ撮影していない種(ジャコウアゲハ、トラフシジミ春型、等々)の探索と、ウスバシロチョウの交尾&産卵です。
上記の2種には出会えなかった代わりに、ノーマークだった新たな種が一つ加わりました。コチャバネセセリ。どこにでもいる、いわゆる普通種なのですが、凄く重要な種(数少ない“正真正銘の”日本固有種)なのですよ!
台湾に近縁種が分布し(中国大陸産対応種については未詳)、広義にはHalpeというグループのThoressa属の一員ですが、中国の研究者の一人は、コチャバネセセリと台湾産近縁種で、独立の新属を構築しています(詳しくは改めて)。
ウスバシロチョウの交尾の写真撮影は困難だと、途中で悟りました。その理由ははっきりしています。僕の目が(ほとんど)見えないからです。飛んでいる蝶しか分かりません。
止まってから撮影します。でも、すぐに見失って、どこに止まったか分からなくなってしまう。むろん、僕の目が悪いからなんですが、実は、目が良い人だって、とまった蝶はなかなか見つけ出せない、ということがしばしばあります。
自然界は、そのように出来ているのです。
ウスバシロチョウの交尾は2ペア撮影出来ました。どうやら、そこいら中に交尾ペアがいるようです。でも、動かないので見つけられない。いや、僕でなくても、誰だって簡単には見つけられないと思う。草藪の中に隠れて、完全に溶け込んでいるので、目の前にいたって、まず見つけられないと思います。
飛んでいる個体を目で追っているときに、不自然な“寄り道”を屡々するのですが、そのような(一瞬の)寄り道をした場所には、かなりの頻度で交尾ペアがいます。それで、偶然出会うのです。草藪の地表近くにいることが多いので、撮影は大変ですよ! 手足が泥んこに、衣類がズタボロになってしまう事を覚悟しておかねばなりません。
時間がないので端折って紹介しておきます。
コチャバネセセリ
ウスバシロチョウ交尾