余呉トレイル(滋賀県)の横山岳へ登りました。
横山岳はずっと登ってみたい山でした。雪が消える前に間に合い、スノーシュー登山が出来ました。
菅並から西尾根を辿りました。登山口からいきなりの急登にはびっくりしましたが、
おかげでエンジンがかかり、良いウォーミングアップになりました。
傾斜がある分高度が稼げ、振り返る展望には余呉湖、琵琶湖が望めました。
途中から雪道になりスノーシューを装着。
天狗の森、露岩にてランチタイム。いつも楽しみなトレイル弁当は
季節により少しづつ内容が違って、もちろん美味しくて幸せです!
西峰到着。 北側からの展望は琵琶湖側とは打って変わった景色。
まだまだ冬を呈した眺望がまさに「分水嶺」を表し、今自分が列島の背骨にいることを実感しました。
稜線は青空が広がり最高の気分でした。
△横山岳 頂上登頂! 1131.7m 三角点は当然数メートル雪の下。 かろうじて小屋の屋根と木標の頭がのぞいていました。
この頂にずっと居たいほどでしたが、今日は行程が長いのですぐに復路へ向かいました。
再び西峰で小憩を取り、上谷山、三国岳、左千方(させんぼう)を眺望しました。
雪の乗ったあの峰々を観られるのも今シーズンは最後でしょう。
私はまだ余呉の山にほんの一端しか登っていませんが、常連メンバーの方々は
どの方も山座同定が出来て、峰々の名前を指差されることに驚きます。
季節問わず色々なルートで登られていて脱帽です。
午後になると雲が多くなりました。
下山は、地図に載っていない薄い踏み後や獣道を通りました。
水先案内人が居てこそでした。
・・・・・林道に降り着き、無事横山岳山行が終わりました。
△余呉トレイル 横山岳 1131.7m
(スノーシューハイク)
詳しくは・・・
余呉トレイルクラブ通信
ブルーマウンテンロッジから
必要最低限度に切り開いた、踏み跡程度の道を辿ることは贅沢なことです。
同じ趣を持った山仲間と静かな山を歩くことは幸せです。
雪の乗ったブナ林(ぶなりん)、折り重なる白い分水嶺の山々が今も目に浮かびます。
次に訪れる時、山は花に彩られていることでしょう。