花子とアン、女学校編までは楽しく見てたんだけど、最近微妙だなあ。
矯風会の話はやっぱりスルーなのね。矢嶋楫子とか久布白落実とか、ガントレット恒子とかドラマで見たかったなあ。
はなのワガママっぷりが最近目に余るようになってきた。おとうを一方的に責めるはなを冷静にさせようとした朝市にキレて、職場にまで不機嫌を撒き散らして。
ガキ過ぎる。たしか、もう20代半ばくらいじゃなかったっけ? 妹たちの方がよっぽど大人だよ。
数回前も、「ももをふった朝市が許せない」みたいなこと言っててポカーンだったな。自分だってあんなに好青年な望月さんとの結婚をためらったりしてたくせに。
花が望月さんに言った「あなたにはまだパルピテーションを感じていないから、感じるようになるまで待ってほしい」って台詞もよく考えると(よく考えなくても?)失礼だったよな。
そもそも、朝市ははなのどこを好きになったんだろう。朝市ははなにすごく親切だけど、はなが朝市にしてあげたことなんてなにもなかったよね。むしろ迷惑かけてばっかりだったよね。
唯一の取り柄であるはずの知性を発揮する場面も、甲府編ではあまり見られないし。
男でも女でも、ろくに取り柄のない奴がモテモテっていう展開が私は好きじゃないんだと思う。
少し前、はなは朝市と結婚してほしいなんて書いたけど、前言撤回。朝市はいい奴すぎて、はなにはもったいないよ。
はなやおとうに反比例して、地主様の株は上がっていっている。最初は嫌な奴かと思ったけど、いい人だな。なんだかんだ言いながら、恋敵のおとうを家に泊めてあげてるし。
息子の武も最近は可愛く思えてきた。童顔でちょっとおバカなところが可愛い。それに、お茶会の様子を見る限り、そんなに悪い奴でもなさそう。
はなはなぜか武が自分に気があるっていう妄想をよくしてるけど、あれはなんなんだろう。武のほうでは全くそんな気なさそうなのに。
嘉納伝助は結構人気あるみたいだけど、私は嫌い。自分の娘くらいの年齢の女性を金で買ったっていう入り口のところから、もう嫌悪感しかない。
そこは置いておいても、妻の話をまともに聞こうとしないし、あからさまに下に見ているし、女性の人格を無視している感じが前々からビシビシ伝わってきていた。
「黙って俺に付いてこい」っていうタイプを頼もしくてステキと思えるような人は、伝助のことも肯定できるのかな。私はそういうの背筋が寒くなるし、「なんだこいつ」と思ってしまうんだが。