場末の雑文置き場

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オリンピックと左派

2014年01月19日 | 政治・社会

今、オリンピックとナショナリズムは切っても切り離せないものになっている。だからリベラル・左派の人には、オリンピック嫌いが多い。

私は一応左側に属しているつもりだけど、オリンピックは大好きだ。もともとスポーツ観戦が結構好きだし、普段見られないマイナースポーツがいろいろ見られたりするのが楽しいので。
日本選手を応援するかについては、必ずしもそうでもない。気に入った選手がいたら、国は関係なく応援する。よく知らない競技は、なんとなく日本選手を応援するかな。

私は体操ファンなので、体操に世間の注目が集まるところもオリンピックシーズンの楽しみ。メジャーとは言えないスポーツなので普段はあまり話題にならないけど、オリンピックのときだけは世間が体操の話題で盛り上がるから。
競技そのものに対する興味関心は皆無で、ナショナリズム丸出しで採点にケチをつけたり差別的なことを言ったりする人まで現れるのがちょっと残念なんだけどね。
ただ、種目別床で内村選手の金メダルを阻止してしまった中国の鄒凱選手(大ファンなのだ)の演技については、みんな割と認めてくれていたので嬉しかったしホッとした。

オリンピックに否定的な人たちの気持ちもわかるけど、アスリートにとってオリンピックは本当に特別なものなんだよね。オリンピックに出られるか出られないかっていうのが、その後の人生も左右するような重要な問題で。代表にあと一歩のところで選ばれなかった選手は、特に辛いと思う。北京オリンピックの選考会で、大好きだった水鳥選手が代表落ちしたときは、単なるファンでしかない私も目の前が真っ暗になったな。

オリンピックそのものは好きでも、東京でオリンピックを開催することについては、私は反対だった。イスタンブールで開催して欲しいと思っていた。
でも、アスリートたちがオリンピック開催を支持していたことは、まあ当然だろうと思ったし、反感は全く抱かなかった。スポーツに携わっている人からしたら、地元で見たいのは当然のことだろうしね。

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