場末の雑文置き場

好きなことを、好きなときに、好き勝手に書いている自己満ブログ。

「仮面ライダー龍騎」第23話感想

2016年05月01日 | 特撮

手塚が死んだのが割と本気でショック。

いや、わかってたよ。大体このあたりの回で死ぬって。DVDのパッケージでネタバレしてたし。結局全員死ぬことだって知ってるよ。それでもね。

序盤よりライダーが死ぬペースが上がってきてるな。終盤はもっと悲惨なことになるんだろうな。

手塚は、真司以外はろくでもない奴がほとんどなライダー勢の中で心のオアシス的な存在だった。登場シーンでの破滅の予言とか蓮へのストーカー行為あたりで、ああこの人もどっかネジ狂ってるなって感じはするけど、他の連中に比べれば可愛いもんだ。いい人であることに変わりはないしね。

真司、手塚、蓮の三人の関係が好きだった。一緒に暮らしてたんだよな、しかも同室で。なんだか微笑ましい。
この三人だけで他のライダーいなかったらごく普通の仮面ライダーだったよな。まっすぐで正義感の強い真司、ちょっと電波なところもあるけど優しい手塚、ぶっきらぼうだけど根はいい奴な蓮。うん、すごく普通だ。
タチの悪いライダーが多いのが龍騎の面白さだし、手塚の優しさはこの殺伐とした世界の住人だからこそ際立つんだよな。

手塚にとって雄一は本当に特別な人だったんだろうな。雄一の思いのために命まで懸けられるくらいだしね。
二人で並んで歩いてて雄一が刺されたときってもしかしてクリスマス? それと二人でいるときの雰囲気とかを考えると、手塚にとっての雄一って蓮にとっての恵里みたいな存在なのかもしれない。

神崎士郎の出番がだんだん増えてきた。手塚の追いつめ方が実に陰険で、クズっぷりがよく出てたな。棒読みっぷりも。手塚の話を聞いてると、ライダーたちは自分の意志で戦ってるっていう話嘘じゃん。デッキの受け取り拒否ができなくてライダーにならなきゃ殺されるなら実質強制じゃん。
まだまだ謎の多い人だけど、神崎士郎って多分シスコンだな。それもかなりタチの悪い。

優衣が物語の鍵を握っていることはわかった。カードデッキを持っていないのにモンスターが見えるし、普通の人間ではないのかもしれない。手塚が何かに勘付いたようだけど、それがなんなのかはまだわからない。

ライダー同士の関係がギスギスしているので、それとは無関係な編集室のシーンは和む。落ち込んでる真司をちょっと乱暴に慰めてくれる編集長、やっぱりいいな。ライダーじゃないし余計な心配かもしれないけど、編集長と島田さんは最後まで死んだりしないでほしい。
ただ令子さんは死んでも仕方ないと思ってる。あんなにいつもホイホイ危険に首を突っ込んでて、今の時点でも生きてるのが不思議なくらいだから。


「仮面ライダー龍騎」関連記事一覧


この記事についてブログを書く
« 「仮面ライダー龍騎」第19話感想 | トップ | 「仮面ライダー龍騎」第25話... »

特撮」カテゴリの最新記事