オバマ大統領 トルコに到着
2009年4月6日 夕刊
【アンカラ=内田康】オバマ米大統領は五日夜(日本時間六日未明)、トルコの首都アンカラに到着した。
就任後、初めての中東訪問で、アンカラとイスタンブールに計三日間滞在する。ギュル大統領やエルドアン首相と会談し、トルコ国会でも演説する。
トルコはNATO加盟国だが、国民の対米感情はブッシュ前政権によるイラク侵攻によって悪化した。オバマ大統領は、トルコなどの中東各国に向けて、米新政権の対話路線重視の姿勢を訴える。
2009年4月6日 夕刊
【アンカラ=内田康】オバマ米大統領は五日夜(日本時間六日未明)、トルコの首都アンカラに到着した。
就任後、初めての中東訪問で、アンカラとイスタンブールに計三日間滞在する。ギュル大統領やエルドアン首相と会談し、トルコ国会でも演説する。
トルコはNATO加盟国だが、国民の対米感情はブッシュ前政権によるイラク侵攻によって悪化した。オバマ大統領は、トルコなどの中東各国に向けて、米新政権の対話路線重視の姿勢を訴える。
【プラハ5日共同】オバマ米大統領のプラハでの演説要旨は次の通り。
一、米国は核兵器のない世界に向けた具体的な措置を取る。ゴールに はすぐにはたどり着けない。
おそらくわたしが生きている間ではない。しかし「イエス・ウィー・キャン(わたしたちはできる)」と主張しないといけない。
一、冷戦思考に終止符を打つため、われわれは国家安全保障戦略における核兵 器への依存度を下げ、他国にも同調を促す。
一、何千もの核兵器は最も危険な冷戦の遺物だ。
一、米国は核兵器を使用した唯一の核保有国として行動する道義的責任がある。
一、米国、ロシアの戦略核をさらに削減する新条約を今年末までにまとめる。
一、積極的に包括的核実験禁止条約(CTBT)批准に向けまい進する。核兵器原料の生産を禁止する「兵器用核分裂物質生産禁止(カットオフ)条約」の交渉開始を目指す。
一、核拡散防止条約(NPT)体制強化のため、(国際原子力機関=IAEA=に)より多くの資源と権限が必要だ。
一、ルールを破る国は即時に現実的な報いを受ける必要がある。「核燃料バンク」を支持する。
一、北朝鮮が長距離弾道ミサイルに利用可能なロケットを発射し、再びルールを破った。違反は罰せられないといけない。国際連携による強い対応が必要だ。
一、米国はイランに関与していく。厳格な査察があれば、イランの核の平和利用を支持する。
一、チェコやポーランドはミサイル防衛(MD)に協力している。イランによる核やミサイルの脅威が存在する限り、計画を進める。
一、テロリストが絶対に核兵器を入手しないようにしなければならない。これが最大の脅威だ。4年以内に核物質の安全性を確保する新たな国際的取り組みを提案する。
一、米国は1年以内に「世界核安全サミット」を主催する。
(2009/04/05 22:42、共同通信)
川柳っていいね!北海道散歩・川柳北海道散歩待ってました!核廃絶宣言!これが布石で少しずつ向かって欲しい・・・核軍縮。オバマ大統領はかっこ良すぎ!時事北海道川柳散歩は公約どおりに行動しているオバマ大統領に大拍手!