今回は、子安観音ではない石造物で、女人講中の文字が刻まれているものです。
観音堂(下大野町 かがやき授産施設近く)
錫杖と宝珠を持った地蔵です。文化(1804-1818)と女人講中が見えます。
香積寺(こうしゃくじ 渡里町111)
この地蔵も錫杖と宝珠を持っています。河原坪女人講中、文政2年(1819)とあります。ここには外にも宝珠を持ち、稲荷坪女人講中と刻まれた地蔵があります。
中原墓地(中原町 国道50号線沿いイオン近く)
下坪女人講中、文久元年(1861)と刻まれた十九夜観世音です。
信願寺(緑町1-2-1)
上市女人講と刻まれた手水鉢です。
福徳弁財天(渋井町)
女人講中と、多分文化7年とある、台石です。上にのっていた石像はわかりません。ここには、外に子安観音が2体ありますので、これも子安観音だったかもしれません。