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水戸の見て歩き

水戸の屋根のてっぺん(2)

2018-03-23 20:53:07 | 水戸

 屋根のてっぺんの持つ雰囲気は、家のイメージを形作る大きな要素のようです。ほとんどが民家ですが、作る人は考えているんだなと思いました。

 

鬼瓦前の扇(西大野)
 扇を鬼瓦の前につけています。ほかでも見ましたから、こうした瓦装飾はあちこちにあるようです。

 

鬼瓦下の波模様と熨斗瓦(上水戸)
 この作り方はあまり見ませんでした。波模様は防火を意味するのでしょう。熨斗瓦(のしがわら)を妻側(建物の側面)に横に置くと、だいぶ雰囲気が変わるようです。

 

10段の熨斗瓦(六反田町)
 重なった熨斗瓦はいかにも重々しい瓦屋根といった感じになるようです。

 

熨斗瓦の間にある2種類の装飾瓦(牛伏町)
 中央を半円の輪違い(半丸瓦を上下交互に重ねて並べる形)と、隅に角度をもった瓦を並べていて、コントラストを感じさせているようです。

 

穴のある輪違い(日吉神社 東野町545-1)
 輪違いを横一線に漆喰(しっくい)でふさがないと、角度によってその穴を通して光が透けて見えます。ときどき見かける作り方です。

水戸の屋根のてっぺん(1)

コメント
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