よくこれだけ曲げたものと感心するくらい、曲り角が続く街道です。防備のためと説明されていますが、何か外にも理由があるような気がするのですがよく分かりません。那珂川に至るまでの1.7kmくらいの道に9ヶ所の曲り角があります。
本七町目までは上に本の字がつくようですが、八町目から十町目までにはそれがつきません。後で整備されたとか、下町の中心部である本町を離れたとかいう意味なのでしょうか。そして、那珂川を舟で渡って城下町から遠ざかります。
図の緑色線が、宮城県岩沼市へ至る陸前浜街道です。①~⑥は写真を撮った場所です。
① 曲尺手町(かぎのてちょう)石碑、本町郵便局へ行く道です。国道51号線に出て右折します。
② 九町目石碑と東桜川信号を過ぎて初めの小路をはいります。桜川に突き当たり、右折します。
③ 桜川に沿って少し行き、新町橋を渡ります。昔は桜川はここにありませんでしたから、橋もなかったわけです。
④ 新町石碑付近から北に行き、突き当たり手前を右折します。
⑤ 国道6号線に出る前に、初めての角を左折します。北行して突き当たりを右折します。
⑥ 秋葉神社のある角を左折すると、新舟渡の跡碑がある那珂川の土手に突き当たります。