長寿の象徴ということで縁起物として親しまれてきた亀ですが、太占(ふとまに 亀卜(きぼく)とも)という占いにも使われたようです。
偕楽園公園(南崖下の公園部分)
甲羅干しは、変温動物の亀が寒いときに、日光によって体温を上げるためにするのだそうです。そうしたとき、のろい亀というイメージとは違って、人の気配を感じると、さっと水に入ってしまうすばやさには感心します。写真はミドリガメのようで、生態系に問題をもたらしているようです。
亀じるし本店(見川町2139-5)
お菓子博物館を併設していたり、ふくゆいを使った「水戸の梅」や、納豆せんべいなどを販売する老舗です。国道の入口付近に、亀が並んでいました。写真右の建物が亀じるし本店です。
棟木装飾(田谷町)
水戸では、壁から張り出した棟木(むなぎ)に装飾をほどこす蔵がけっこうあるようです。中にはこうした鏝絵のようなものもあり、気をつけて見ているとその面白さに気がつきます。名字、屋号、家紋などで飾るのが一般的ですが、そのほかに、亀、鶴、大黒、龍などの立体的な鏝絵を飾ることがあるようです。
天神社彫刻(元吉田町36°21'25.8"N 140°29'17.8"E)
本殿の下部に亀が彫られています。亀は大地を支えているというという神話があるので、そうした発想で彫られたのでしょうか。
オブジェ(水戸市植物公園 小吹町504)
水戸市植物公園の温室内には、このようなオブジェがいろいろ置かれています。これは多肉植物で作った亀のようです。