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水戸の見て歩き

水戸の三の丸庁舎にある装飾

2024-12-07 21:25:53 | 水戸


 現在三の丸庁舎(三の丸1-5)といわれている建物は、かつては茨城県庁だったそうです。この建物は、昭和5年に置塩章(しおおきあきら)設計の、ロの字型の建物で、内部には当時の建築スタイルが随所で見られるようです。そうしたものの一つなのでしょう、2F、3Fの部屋入口ドアの上にある、トランサムウィンドウというらしい窓に、いろいろなデザインの木彫などがはめらこまれています。戦災などで、建設当時と多少は違っているのかもしれませんが、おもしろいのでご紹介してみます。三の丸庁舎に行く機会があったらぜひ見てきてください。

 

2F チャレンジいばらき県民運動室
 この模様は、ほかにいくつも見られましたので、メインデザインなのかも知れません。たぶん、建築当時は、そうとう斬新なデザインだったのでしょう。

 

2F NHK文化センター第1教室
 どのデザインも、グーグルの画像検索で一致するものがありませんので、建設時に独自にデザインされたのでしょう。家紋などの日本の伝統模様とも違うようです。

 

2F NHK文化センター第3教室
 単純そうなデザインですが、これも、類似のものが見あたりません。たぶん設計者は楽しみながらデザインしていたのでしょう。

 

3F 茨城県水戸生涯学習センター室
 これは何となく、西欧の紋章を思わせます。上下の先端は、紋章によくある「ユリ」の花なのでしょうか。

 

3F 茨城県水戸生涯学習センター所長室
 アラベスク(アラビア風)唐草か、アカンサス(西洋アザミ)の模様なのでしょうか。いずれにせよ、普通に見られる伝統の唐草模様とは多少違った雰囲気があるデザインです。

 

3F 茨城県水戸生涯学習センター中講座室
 中にステンドグラスらしいものがありますので、中国風でなく、これも西洋風なのでしょう。こったデザインのようで、窓全体にほどこされています。

水戸の戦災で焼け残ったもの(2)
水戸の戦災で生き残った樹木(2)

コメント
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