今回も酒に縁のある植物です。探してみると、けっこうあるようです。
タイサンボク(蕎麦 八楽 姫子1-33-1)
モクレン科。牧野富太郎は大盞木(たいさんぼく)だろうといっているそうです。花の形が、大きな盞(さかずき)に似ているということのようです。
ポインセチア(水戸市植物公園 小吹町504)
猩々木(しょうじょうぼく)というそうです。酒に酔った猩々の赤い色で、木本(もくほん)なので付けた名前なのでしょう。こうした輸入植物の命名は、輸入業者や販売業者がするようですが、名前に「おじさん」的傾向があるように感じるのは私だけでしょうか。写真はポインセチアのプリンセチアという品種だそうです。
セイヨウフウチョウソウ(クレオメ 小吹町)
フウチョウソウ科。原産は熱帯アメリカだそうですが、中国名である酔蝶花(すいちょうか)が使われたようです。中国では、白からピンクに変わっていく花の色を、蝶が酔うと表現したのだそうです。
アスチルベ(堀町)
ユキノシタ科。泡盛草というそうです。小さな花が泡のように咲くのでいわれたそうです。酒の泡盛も、垂らして泡ができるかどうかでアルコール度数を測ったことによるようなので…。
トックリキワタ(水戸市植物公園 小吹町504)
アオイ科。幹が肥大化して徳利状になることと、実の中に黒い種についたたくさんの綿毛が入っていることによるようです。幹は船に加工されたり、綿毛は詰め物などに使われるそうです。公園内温室の中にあります。
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