筑波山などと峰を連ねる加波山にある加波山神社が本社のようです。本社は、明治まで神仏混淆で、修験道の霊場でもあったそうです。修験者が組織した講も行われていたそうです。摂社にたばこ神社があり、これは水戸市内原のたばこ栽培者が、豊作などを祈って大きなきせるを奉納したことがきっかけで建てられ、きせる祭も行われているそうです。
水戸には独立の加波山神社はないようで、下にご紹介した社はみな境内社です。
日吉神社(東野町545-1)
木で造られた小さな社です。拝殿向って左側にあります。祭神は天之御中主命(あめのみなかぬしのみこと)だそうです。
鹿島神社(渋井町420)
ここは石造りでした。拝殿向って右側にあります。
春日神社(下国井町1574)
合祀された、弁天神社に始まって、道陸(どうろく)神社まで並んで書かれた11社の中にありました。
芳賀神社(栗崎町1677)
合祀された5社の中にありました。脇の道路工事でしばらく建物が移されていましたが、最近戻ったようです。
吉田神社(六反田町749)
加波山三祇大神と彫られた石碑です。本社が、加波山神社、本宮、親宮と3社に分かれているので、こうした書き方をしているのでしょう。
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