装飾化された象型をした木鼻のいくつかです。だんだん象型から離れて行く順に並べてみました。鹿島香取神社だけ本殿にある木鼻で、外は拝殿の木鼻です。
稲荷神社(大串町2251)
模様は植物文(唐草文)ですが、十分に象であることは分かります。
稲荷神社(加倉井町686)
上よりも装飾化が進んでいて、目ははっきりとは分からなくなっていますが、まだまだ象であることは分かります。
八幡神社(中原町941)
角張った意匠ですが、目、耳、口あたりの植物文が何となく象らしさをあらわしています。
有賀神社(有賀町1032)
これも植物文が、目、耳、口あたりにありますが、あまり象とはいえないようになっています。
吉田神社(堀町36)
これは目のところの植物文がなくなっていて、一層装飾化が進んでいます。
鹿島香取神社(青柳町434)
ここまでくると、象の鼻は痕跡だけといったところです。新しい神社はこうした感じの木鼻が多いように思います。
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