ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の実と種(9)

2018-11-22 20:42:01 | 水戸

ヤブミョウガ(逆川緑地 千波町 撮影10/14)
  ツユクサ科。ミョウガという字がつきますが、ミョウガはショウガ科で、違う種類だそうです。葉がミョウガの葉に似ているのでついた名前のようです。

 

カラスウリ(赤尾関町 うちはらスワン保育園(鯉淵町2222-1)近く 撮影10/20)
  ウリ科。花はきれいですし、実は、筋の入った緑色が、熟すると真っ赤になってこれもきれいなカラスウリですが、食とは全く関係ないようです。唐朱(からしゅ 唐で作られた朱墨)からついた名前といいますが、単純にキツネ、イヌなどと同じで、劣ったとか小さいとかいう意味を持った接頭語のような気がしますがどうでしょう。

 

カナムグラ(常照寺池 酒門町4842 撮影11/4)
  アサ科。金属のように強いツルの「広く生い茂る草」(むぐら)という意味のようです。万葉集でうたわれるヤエムグラは、現在のヤエムグラではなくて、カナムグラなどのむぐらのようです。

 

ツルドクダミ(根本町 市道城東・文京線沿い 撮影11/17)
 タデ科。ドクダミの葉に似ているからだそうですが、ドクダミはドクダミ科だそうです。実には羽があって、コウモリのような形をしています。

 

ノボロギク(渡里町 市道城東・文京線沿い 撮影11/17)
 キク科。キク科の雑草にはハキダメギク、ボロギクやこのノボロギクのような、花は小さくてかわいいのに、かわいそうな名前の花があるようです。なお、ボロギクはサワギクの別名だそうです。

 

ノブキ(常照寺 朝日町側からの上り道 撮影11/21)
  キク科。今はもう黒くなっていますが、緑色のころは、棍棒のようで面白い形をしています。まだ種の先に粘りけのある繊毛が少し残っているようです。葉はフキに似た形をしています。

水戸の実と種(8)


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