ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の影(3)

2019-01-26 20:57:58 | 水戸

 影は、本体とそれを映す面、光の方向などでいろいろな姿ができてくるようです。よい機会と技術にめぐまれれば、見ごたえのある景色を見ることができるのでしょうが…。

 

鹿島神社の鳥居(森戸町546)
 石段が影を映す面になると、いろいろ楽しめるようです。

 

香取稲荷の鳥居(東大野158)
 たまたまポールの影が鳥居の柱にかかっていました。

 

三の丸北側堀(三の丸)
 これも影を映す曲面の面白さなのでしょう。

 

偕楽園竹垣(常盤町1-3-3)
 細い竹の曲線がきれいでした。

 

大場町民家
 日の当たったところは霜がとけて、影の部分には残っていて、これもおもしろく思いました。

 

イオンモール水戸内原壁面(内原2-1)
 日の当たる角度によって影はいろいろ楽しめるようです。

水戸の影(2)

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水戸で見られた木の鳥居(2)

2019-01-25 20:58:18 | 水戸

大井神社(飯富町3475)
 平成30年に建てられたようです。ぶらっと歩きの風景(9)で見た、乾燥されていた木材が使われたようです。

 

富士浅間神社(下入野町)
 急斜面の途中に鳥居がありました。この崖上に富士浅間神社が大山阿夫利神社といっしょに石祠にまつられています。

 

愛宕神社(鹿島神社境内 河和田町1641)
 鹿島神社の鳥居は石製ですが、境内社の愛宕神社は木製です。

 

香取神社(五平町)
 見ることの少ない明神型の鳥居です。神額の所に鳥居の切り抜きがつけられています。

 

十二所神社(藤井町565) 
 小さな神社ですが、しっかりした木の鳥居が建てられていました。

水戸で見られた木の鳥居(1)

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水戸藩主・徳川斉昭の話あれこれ(1)

2019-01-24 20:30:21 | 水戸

 

 写真は千波湖西岸の偕楽園公園にある、能島征二作の徳川斉昭公・七郎麻呂(慶喜公)像の斉昭部分です。

 子供の頃、江戸小石川の水戸藩上屋敷で、「釈迦めらは 天竺(てんじく)国を 暑いとて 肌をぬいだり 髪はちりちり」という歌をよんだそうです。このあたりをみると、水戸藩の仏教に対する幼児教育はなかなかのものだったのではとも思われるのですがどうでしょう。将来おこなう仏教排斥の宗教政策を暗示しているのでしょう。

 大名屋敷を荒らして義賊といわれた鼠小僧は、盗んだ金を庶民にほどこしたということはなかったそうですが、小石川の水戸上屋敷からも金を盗み出したそうです。文政年間(1818-1831)のことで、藩邸の奥御殿まで侵入されたため、当時藩主になる前だった斉昭は、長柄の槍を持って、家臣と共に寝ずの番までして邸内を巡回したそうですが、捕らえることはできなかったそうです。

 時には家来をまいたりして、自分が見たい家へは、一人ではいってみることがよくあったそうです。玄関で「ご免」というと、勝手にあがりこんで、奥座敷や台所まで行き、煮えている雑炊を家人に「これは何だ」と聞いたりもしたそうです。「冷や飯殿様」(3男で30才まで部屋住みだったそうです)でも雑炊はご存じなかった、と話題になったそうです。

 「外夷」対策の軍備にたいへん気を使っていたらしい斉昭は、携帯用の兵糧も考えていたようです。円形で中に丸い穴をあけた銭形の菓子状の食料で、小麦粉、卵、砂糖で作って蒸し焼きにしたり、小麦粉、ブタ油、牛乳、泡盛を煮詰めたりしたものを乾燥させて作るのだそうです。三軍通宝、水府新製などと表面に文字が入れてあり、穴に紐を通して腰に下げるようなっていたようです。自身でそのことを書いているそうです。

 斉昭は、弘化元年(1844)に幕府による致仕謹慎処分を受けて、家督を嫡男・慶篤(よしあつ)に譲って隠居して謹慎しました。その処分に至らせた黒幕の一人と目した執政・結城寅寿(とらじゅ 読み方は色々あるようです)を、斉昭は調べたそうです。そして斉昭自身が、江戸商人・紙屋長兵衛(紙長(かみなが))という人物になりすまして、寅寿の家来・庄兵衛に近付いて裏切らせて、叛逆の証拠を得たそうです。

徳川光圀の話あれこれ(5)

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水戸の芽(4)

2019-01-23 20:42:36 | 水戸

 七ツ洞公園(下国井町2243)で見た芽です。七ツ洞公園は、那珂川からくみ上げた農業用水の一部を流している水の流れと、4つの池を中心とした公園です。イギリス式庭園造りの手法で、廃墟風の雰囲気などがかもしだされています。夏のホタルや、冬の野鳥、「秘密の花苑」で咲く四季の花々、池(特に1番目の池)の水鏡などが楽しめます。また園内あちこちでわき水も見られます。映画テルマエロマエの一場面にもなったそうです。

 

カエデ(ムクロジ科)
 カエデの仲間は、このように、赤くて、二つ向きあっている姿が多いようです。

 

ムラサキシキブ(シソ科)
 覆いのない葉そのものに、細かい毛がついて、寒さから身を守っているようです。

 

ニシキギ(ニシキギ科)
 コルク質のヒレがついた枝の先に、いくつも芽が出ていました。

 

ブナ(ブナ科)
 細長い特徴的な形をしています。

 

マンサク(マンサク科)
 「先ず咲く」がマンサクになったということですが、下方には早春に咲く花芽がたくさんついています。枝にも細かい毛がびっしりとはえています。

水戸の芽(3)

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水戸の木塀(2)

2019-01-22 20:15:33 | 水戸

板で編んだ塀(千波町民家)
 繊維の平織りのように、比較的薄い板を組んでつくった塀です。こういう物を見ながら散歩できるのは幸せです。

 

セイタを利用した塀(六反田町民家)
 不用なセイタを上手に利用した塀です。ワイルドな感じがなんともいえません。

 

上が切りそろえていない塀(住吉町民家)
 こういうデザインはときどき見かけますが、リズム感があってよい感じです。

 

奥へ斜めにして建てられた塀(元吉田町民家)
 木の塀部分全体が少し後へ傾いています。地震への配慮なのでしょうか。

 

厚板を使った頑丈そうな塀(吉久保酒造㈱ 本町3-9-5)
 ボルトなども使っているようですが、伝統の組み手も随所で見られました。

水戸の木塀(1)

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