弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官→原告→法科大学院教授になった竹内浩史のどどいつ集

ワールドカップは 世界の縮図 レッドカードを 差別にも

2006年07月18日 23時07分10秒 | 未分類
今日の朝日新聞社説「ジダン退場 差別にもレッドカードを」から。
移民たちに対する人種差別という根深い国際問題が、図らずも露呈した、あの一件だった。
6月10日のどどいつで題材にした開会時のアナン国連事務総長のオピニオンが、まさかこんな形で現実問題になるとは。

「格闘としての 裁判」ならば 反則暴けば 勝利する

2006年07月18日 20時21分56秒 | 未分類
そう言えば以前、裁判を格闘に例えた名著を読んだ。
坂本修・坂本福子弁護士の「格闘としての裁判」。
難事件では、とにかく相手の嘘を徹底的に暴くことが勝利への近道である旨、論じられていた。
確かにそれは正しいように思う。
なぜならば、多くの裁判官は、正直者を勝たせたい、嘘つきは負かせたいと思っているはずだから。
裁判で嘘をついたという事は、単に争点に関し偽証などの「反則」を犯しただけでなく、裁判官を騙そうとした事を意味し、「心証」に影響を与え得るからである。