弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

明日の天気も 変えられないし 政治も変えない 脳天気

2006年07月04日 19時12分56秒 | 未分類
朝日新聞7月3日夕刊の「惜別」欄から。
6月7日に死去した岡野加穂留さん(元明治大学長)の記事の冒頭。

「明日の天気は 変えられないが 明日の政治は 変えられる」。歴史家クローチェ(伊)の言葉を、趣味の歌舞伎のセリフのような七五調にして著書に付けた。

歌舞伎のセリフじゃなくて、七七七五のどどいつだったのでは。
ただ、私はそんなに楽観できないので、改作してしまった。

スケープゴートと 言わせちゃならん 「ヤギ」に泣いてる 「あいり」ちゃん

2006年07月04日 19時12分02秒 | 未分類
今日の広島地裁判決に接して。
被告人ヤギ(ペルー国籍)に対する死刑求刑に対し、判決は無期懲役。限界事例である事は間違いない。

毎日新聞6月26日夕刊によると、被害者の父親は、次のようにおっしゃっていた。
「性的暴行で、あいりは2度殺された」
「性的被害の事実も出来る範囲で詳細に報道してほしい」
「なぜ検察官が死刑を求刑せざるを得なかったか。たかだか一人殺しただけで死刑にするのは重いのでは、と社会に思われるのが嫌だった」
「『苦しんでいる人がたくさんいるんだよ。助けてあげて』と夢で娘に言われたと妻から聞かされた」
「娘は『広島の小1女児』ではなく、世界に一人しかいない『木下あいり』なんです。きちんと実名で報道してほしい」

1人の人間として、本当に感動を覚えた。
確かに、そういった点の正確な報道がされていなければ、仮に死刑判決になったとしても、外国人被告人が迅速審理のスケープゴート(聖書に見える「贖罪の山羊」。民衆の不平や憎悪を他にそらすための身代わり。)にされたなどど評されかねなかっただろう。

明日の朝刊では、どのように報道されるのだろうか。
裁判の結果はともかく、『木下あいり』ちゃんの御冥福をお祈りします。

「ホームページで 引退」オシム テロップ・号外 トップ記事

2006年07月04日 08時29分39秒 | 未分類
昨晩のテレビドラマ「HERO」の冒頭でニュース速報のテロップが流れたのには驚いた。
号外も配られたそうだし、多くの朝刊では1面トップ。スポーツ報知などは1面にホームページ全文を掲載していた。
さすが大物。
最後のブラジル戦後の様子から予想はできたことだが、中田英寿選手の早過ぎる引退を惜しむ。

「AERA」表紙の あのギャグ消えた 飛んで行ったか シラケ鳥

2006年07月04日 00時08分26秒 | 未分類
「AERA」で思い出したが、最近、表紙の「おやじギャグ」が消えた。
あれには私も、新聞広告や電車の吊り革広告を見るたびに心を痛めていた。
他人の事は言えないか。前作では「キムタク」と「煙たく」を掛詞?にしてしまいました。