弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

トンネル抜けたら 雪国からも きっと「じん肺」 なくせるよ

2006年07月07日 22時02分05秒 | 未分類
今日の東京地裁「トンネルじん肺訴訟」判決から。
原告団長は「雪国」新潟出身。原告には出稼ぎ労働者が多い。
国家賠償請求訴訟だが、担当した民事27部は交通部。最近まで労災の損害賠償請求事件は交通部が担当していた名残。トンネルの事件だから交通部に配点された訳ではない。
芝田俊文裁判長は、既に東京高裁に異動されているが、判決は代読にせず自ら言渡しされた。
なお現在は、労災事件は通常事件扱いに変更されたため、私も配置されているような通常部に均等に配点される。

藁の上から 貰われた子と 縁を切ったら 笑われる

2006年07月07日 18時22分07秒 | 未分類
今日の最高裁判決から。
(以下、朝日新聞の記事から)
 親との血縁関係はないが、長年、実子と思って暮らしてきたのに、親族から「親子関係はない」と申し立てられたら――。広島市内の65歳の男性と都内の63歳の男性に対するこんな2件の訴えについて、最高裁第二小法廷は7日、いずれも親族側の主張が権利の乱用にあたる可能性があるとして、いずれも「子」側の敗訴とした二審を破棄し、審理を高裁に差し戻す判決を言い渡した。「親子関係」の生活実態に照らして、「関係がない」という主張をすること自体が権利の乱用にあたる場合がある、とする判断を最高裁が示すのは初めて。
 2人の男性については、戸籍上の父母が知人から頼まれ、血縁関係がないのに「実子」として出生届を出した。「藁(わら)の上からの養子」といわれ、産褥(さんじょく)を意味する「藁」から出る前の出生直後に赤ん坊をもらい受けたケースだ。


マクドナルドで 「世界の言葉」 「団結しよう!」と 労働者

2006年07月07日 17時50分26秒 | 未分類
今日の東京新聞朝刊の「この人」欄は、日本マクドナルド初の労組委員長に就任した栗原弘昭さん。
名古屋市の熱田神宮前店長。
私の出身法律事務所の最寄り店なので、よく通った店だ。
「世界の言葉」は、今は「マクドナルド」かも知れないが、かつてはこれだった。
「万国の労働者よ、団結せよ」