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ごしょらくさん

後生楽的爺さん、我が道を往く

きのこチャーシューに化ける

2014-10-02 18:13:02 | field and mountain

オイラの数十年来の友人にSという男がいる。高校卒業後上京したSは、現在東京で生駒軒というラーメン店を営んでいる。

そのSは、盆暮れの里帰りには「オ~イ、帰って来たぞ~!」と言って、必ず我が家へと立ち寄ることが習慣となっている。

あれは2~3年前のことであったか?お盆で帰省した折り、キノコが食いたいと切望するので、秋キノコを送ってやったことがあり、

以来、キノコの味が忘れられないというSは、帰省する度「今年もキノコを待ってるぜ!」と念を押しつつ東京へとお帰りになるのである。

ハテ?この謎の物体は?

Sが好きなキノコは、イッポンシメジ(ウラベニホテイシメジ)とアカンボウ(サクラシメジ)で、どちらかというと自分的には余り旨くない部類だ。


もっと旨いキノコがあるぞと言っても、「否、俺はどうしてもそのキノコが食いたい」と言って譲らない。どうやら故郷の味イコールそのキノコであるらしい。

今年もそれらのキノコをダンボール一杯に詰めクール宅急便で送ってやった。「着いたぞ!」とのSの電話の声は嬉しさを隠し切れない程弾んでいた。

「お返しは何がいい?」と聞くから「現金!」と即答したんだが、「はははは・・・バカ言うな」と一笑に付すS、「本音なんだけど・・・」

でね、先日彼が送ってきたのは、オイラの希望で頼んだ、ばら肉を使ったチャーシューである。実は、オイラ、チャーシューが大好きなんだな。

コイツを肴に焼酎の水割りを・・・考えただけでヨダレが・・・「ウラベニ君とサクラちゃん、旨いブツに化けてくれはりましたなぁ」


今夜の我が家の夕食、キノコ(ショウゲンジ)入りすき焼



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