一昨日、友人Sと奥志賀高原~カヤの平方面へキノコ採りに行って来た。Sは高校の同級生で、自他共に認めるキノコ採り大好き人間である。
S宅を7時過ぎに出発、一路志賀へ志賀へと車を進める。今回の目的は、マイタケはともかくとして、ナメコ、ムキタケ、ブナハリでも採ろうかなと。
正直言うと、オイラ奥志賀~カヤの平でのキノコ採りは初めてで、今回、案内役のSに誘われてという恰好だが、初体験のキノコ採りに胸が弾む。
イザ!あの峰を目がけ、Go!
この時期の志賀は紅葉真っ盛りで、道中至る場所にカメラを構えた観光客が大勢たむろしていて、それぞれお気に入りのポイントでシャッターを切っている。
その昔、オイラが若かった頃はちょくちょく遊びに来たものだが、志賀高原を訪れるのは何十年ぶりのことであるか?青春時代が懐かしいのぅ。
紅葉に染まる林道
林道を行くS
林道脇を流れる小川 中型イワナが、1匹、2匹・・・5匹!
この場所でキノコを採ったのは何十年も前のことだから、キノコが採れるかどうかは保証しねぇぞとSは言うが、できれば一杯採りたいんだけど・・・
標高が高い場所でのキノコ採りは初めてだが、白樺、ブナ、針葉樹の混成林はオイラが普段歩いている山とは違い、何処をどうして探してよいものやら・・・
藪をかき分け、目的地へ
背丈ほどもある笹薮をかき分け進んで行くが、藪の中から熊が出そうで恐ろしい。熊はいねぇだろうな?と聞くと「いるよ」とS。オジサン、大いにビビる。
立ち枯れの木、倒木を探してのキノコ採りは、下を見たり上を見たりで忙しい。普段地面を探し回ることに慣れているオイラは、勝手が違うキノコ採りに少々戸惑い気味。
早速キノコ発見! ヒラタケか?
枯れ枝に付着した、カタハ(ムキタケ)
牧場脇のブナの木・・・「何かキノコらしき物が?」
カタハ(ムキタケ)が!・・・手が届かねぇよ~!
最後に見つけた天然ナメコ
結局この日、さしたる倒木も見当らず、結果はムキタケ少々とナメコを両手一杯の量で終わりとなったが、紅葉を愛でてのキノコ採りは充実した一日となった。
教訓1、ブナが自生する原生林のような場所でのキノコ採りは注意を怠ると迷いそうで、余程その場所を知り尽くしていなければ難しいと知る。
ヒト様もそのうようであるらしく、林道から少し入った車が見える場所でのキノコ採りとなるため、結局キノコが採れないのは仕方がないってことか。
もっとキノコを採りたいと思う方は、その先山奥深くへと分け入るが宜しい・・・命をかけ。オイラまだ死にたかないから、そんな場所へは行かねよ~だ。