雨乞い

しかし、まぁ、何ですな、今年ほど雨を待ち望んだ年はありませんでしたなぁ・・・稲刈り・脱穀を控えている農家の皆さんには悪いけど。

何たってアナタ、キノコが出ないからオジサン元気がないのね。「キノコ採り大好き人間殺すにゃ刃物は要らぬ、雨の一月も降らなきゃよい」なんてね。

先日、キノコを採りに行ったついでに、樋知（ひじり）神社にお参りをして、「どうか雨が降りますように」との願いを込め、お種池をかき回してきた。

長野市大岡「樋知（ひじり）神社」

神社本殿裏の「お種池」

この樋知神社は、雨乞いで知られ、古来より近隣各地から訪れる人々も多く、本殿裏の「お種池」の清水をかき回すとご利益があるとされる。

ご利益があったのか、それとも台風の影響かどうか、それは神のみぞ知るが、昨日から今日にかけようやく待ち望んだ雨が降った。

白状すると、ご利益よりも台風のお蔭なんだけどね・・・ここだけの話、オイラ、お賽銭入れなかったのね、ご利益などある訳ないわな。

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Ｍちゃんとハチの子

地区の配り物で近所のＭちゃん宅を訪れたときである。丁度お昼頃のことで、玄関先で、主のＭちゃんと奥さんが仲良く作業をしていた。

何かな？と覗き込むと、二人してハチの巣の幼虫をほじくり出していた。幼虫の大きさから察するに、それは、キイロスズメバチのようである。

「そのハチの巣はどうしたの？」と尋ねると、「家の軒に作られちまって、危ないから捕ったんだが、でっかい巣だったわ」とＭちゃんは仰る。

「捨てるのは勿体ないから、コレを食ってやろうと思ってさ」と笑うＭちゃん、「しかし、一つ一つほじくり出すのも面倒なもんだなぁ」と溜息をついた。

地バチでさえも苦手なオイラ、こんなデカイ幼虫を食らうなど考えただけでもおぞましい。「炒めて喰えば旨いで」と言うが、「お金貰ってもいらね！」

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