卓袱台の脚

団塊世代の出発点は、狭いながらも楽しい我が家、家族が卓袱台を囲んでの食事から始まったと思います。気ままな随想を!

Huawei E355 Mobile WiFi Smart

2014年03月02日 16時53分53秒 | PC

以前のblog で、MSI社のWindowsタブレットPC、Windpad 110Wのメモリー&HDD換装の事を書いた。所持機は、無線LAN機能はあるが、WWAN接続機能は、無かった。Latitude E4300(dell)を最近取得したが、やはりWLAN機能だけた。Windpad 110WにもWWAN機能を持つ機種があったが、高価であり、法人向けとして販売されており、個人向けとして市場に出てくる中古品は、稀少。Notebook PCでもWWAN付きは、大手メーカーでも、新品のBTO/高級機に限られているようだ。

 要は、通信カードとSIMスロットを個別に乗せる訳だが、昨今では、費用対効果としてもマッチしなくなったのだろう。

 Mobile WiFiルーターが登場、複数の情報端末でもインターネットへ容易に接続できるので、WLANを搭載したゲーム機、PC、タブレット、家電などが氾濫している。大方のモバイルWiFiルーターは、バッテリーを内蔵し、どこへでも持ち運べて便利だが、バッテリーが切れれば、無用の長物となりかねない。

 E355は、バッテリーを持たない、USB端子より電源の供給を受けて作動する、「USB  3G  WiFi  アダプター」である。国内にも同様の製品は、従来ある。 近年は、海外でプリペイドSIMカードと一緒に、街角で気安く販売されていると聞く。

 E355は、Hongkong経由の輸入品らしい。メーカー・Huaweiの日本語HPをのぞいても、その名は無かった。

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(Huawei E355 21Mbps HSPA+3G WiFi USB Stick(SIMフリー輸入版))

E355201421_2

(Huawei E355 箱裏の説明書き)

3月2日 Huawei  E355の設定&運用   10:00~12:00

※購入前、Webサイトでチェックし、運用できる見込みがついたので、購入した。「掲示板」には、「ちんぷんかんぷん! お蔵入り!」とか、「わかりやすく、軽快!」など、様々な書き込みがあった。要は、「自分でやってみろ! 自信が無ければ買うな!」と、言うことらしい。

 SIMカードは、b-mobileのデータ専用で、ギャラクシーTab 7.0で使用している「標準サイズ」を流用した。別購入として、microSDカードが必要。

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(本体サイズ 90×27×12mm)

 製品には、全体に突起した引っかかり部分がないので、堅めのUSBコネクターカバーを開けるのには、少々コツを要した。緑色部分が、WiFi/3Gの接続状態をカラー点灯で表示する場所の表蓋になる。表蓋は、やはり突起部分がないので、消しゴムを使ってコネクター方向へ1mm程ずらせると、開いた。





E355201421_4

(黒色がmicroSD  SIMのチップ面が逆のため分かりずらい)





 「説明書」は英文のため、要所にある図解と、必要と思われる個所だけを読んだ。microSDのセットは、図解を参考にした方が良い。やはり、コツがいる。




【端末の設定】(OSはWindows 7  Pro  64bit)



1.PCのUSB端子へW355をセット


2.E355をPCが認識、検出file(AutoRun.exe)の自動再生。自動再生しないときは、fileをクリック再生、デバイスドライバーのインストール開始



3.IE/ブラウザでHuaweiの設定画面(http://192.168.1.1)が自動検出され、「log in」を要求される


  user  name : 「admin」  password : 「     」

  passwordに 「admin」と記入する



  (1/6) Quick Setup Wizardの画面が出るので「next」をクリック



  (2/6) Profile setting    profile  name:「    」・  user name:「    」・password:     「    」・APN:「    」・○dynamic  ●static

      ※b-mobileより案内のあった「APN・設定情報」を各記入した ●staticを選定



  (3/6)  Dial-up  setting      connection mode:「manual」



  (4/6)  WLAN  setting      ssid name:「●●●●●」・ssid  broadcast:「Enable」

      ※ssid  nameはE355本体内部に記載されているssidが自動的に記入されていた

  (5/6)  WLAN setting 802.11 authentication:「wpa/wpa2-psk」・encryption mode:    「AES+TKIP」・WPA pre-shared  key:「●●●●●」

     ※この項目はすべて自動で記入済み



  (6/6)  Summary

      ※この項目は(2/6)~(5/6)の内容を確認表記


4.上記設定「stay」で完了



 最初のHuawei設定画面に戻り、画面内にある「connect」をクリック、インターネットに接続した。「説明書」には、10分間、情報のやりとりが端末を介して無い場合には、disconnect(切断)と書かれていたが、Huaweiの設定画面「disconnect」をクリックしても、切断できる。




E355216mbps201421

(21.6Mbpsでの接続が確認できる)





 なお、表蓋上のインジケーター表示としては、緑色点灯―WiFi、青色点灯―3G、各接続状態ということ。また、E355をPCのUSB端子に挿入して、自動的にHuaweiの設定画面が現れない場合は、URLに「http://192.168.1.1」
を打ち込んで、開くこと。




 以上、E355のインターネットの接続構築が出来たため、USB端子を持つ端末については、WWAN(Wireless Wide Area Network)の問題は、無くなった。

 「OCN モバイル ONE」、112.5Mbps  30MB /日 ¥980(月額基本料)に新規加入して、SIMをセットしたが、問題なく、接続・運用している。ただ、E355が、速度21.6Mbpsのため、もったいない気がしないでもないが、目的とするネットサーフィン、メール使用では、十分である。



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