正月四日、初詣に、野田市・桜木神社に参拝しました。
「由緒」に、「大化の改新」以後の、藤原何某の後胤が、居を定めた所に桜の巨木があり、その下に命を祀った…、とあるのが西暦900年前後らしい。また、近隣には、名前の通り桜が多く、「さくら咲く 櫻の宮に詣づれば 大神の恵いただき 大願開花」と謳われてきた…、とあります。
人里の雑木林に囲まれた神社本殿の切妻屋根は、神々しく、青空に映えていました。
( 桜木神社・本殿の切妻屋根 )
人混みを嫌って、三が日を外しましたが、「手水舎」前は、人の列。正月風景に、日本人らしさを、垣間見ました。
( 「手水舎」のお清め水に並ぶ )
社務所脇の新しい提灯が、やけに明るく感じられ、御神水で入れられた若水茶(昆布茶)に、しばしの温もりを求める人達が、集っています。
( 桜木神社の提灯 )
歌に謳われた「大願開花」を望んで掲げられた、多くの桜色の絵馬が、時折吹き抜ける寒風にカラカラと、鳴っていました。
( 大願開花の絵馬 )
Kは、きちんとした花々を好みません。足蹴にされそうな道ばたの雑草や、野草を好んで、蓋の壊れた急須や、牛乳瓶、貰い物の一輪挿しに、生けています。見て楽しむのは、A&Kだけですので、それで十分なのです。
( 急須の生け花 )