卓袱台の脚

団塊世代の出発点は、狭いながらも楽しい我が家、家族が卓袱台を囲んでの食事から始まったと思います。気ままな随想を!

二泊三日 城下町 西尾の旅 (一)

2015年11月29日 22時04分09秒 | 旅行

二泊三日 城下町 西尾の旅 (一)

 

 

昨日、部活OB「北陸・中部支部 懇親会」を名古屋市内で終え、今日、11月8日の午後からは、久し振りの一人旅です。

 

昨晩、「ハーバーロッジなごや」(名古屋船員会館)に同宿した、同期のTと三期上のT先輩の三人で、「午前中は、名古屋城を巡って、地元のうまいモノを食べよう!」ということになっていました。

修理中の「本丸御殿」の襖絵に感嘆し、天守閣・各階の展示物を観覧した後、「矢場とん 本店」に、向かいました。外は、昨日同様、降ったり止んだりの小雨模様です。

 

 

(雨に煙る名古屋城)

 

 

(昼前 11時半には列をなす「矢場とん 本店」)

 

 

(゛わらじとんかつ ゛単品 half & half  ¥1,296)

 

 

゛わらじとんかつ ゛の「味噌だれ」と「ソース」半々は、少々二日酔い気味の腹には重く、私は、向かい酒のビールと単品を……、お二方は定食オーダーで、まだまだ、お元気な様子です。゛わらじ~ ゛代は、地元三重OB・同期Tの顔を立てて、ご馳走になりました。合掌 m(_ _)m

 

11月8日午後、名鉄名古屋本線・急行「吉良吉田」行きは、定刻 14:10 に西尾駅に到着しました。

 

名古屋での部活OB「懇親会」は、半年以上前に、決まっておりましたが、日常の準備に追われ、当日以後の事は、考えておりませんでした。開催に目処が付いた1ヶ月前に、「一泊二日のトンボ帰りは、もったいない…」と思うようになり、写真撮影のロケハンにどこか……?と、探しました。

「にほんの里 100選」の「佐久島(一色町)」、…黒壁続く半農半漁の島…、に惹かれ、゛三河の小京都 西尾市 ゛と共に、目的地としました。

一色町が、「うなぎ市町村単位・生産量日本一」と知ったのは、資料検索を始めて、後のことでした。

 

 

「佐久島行船のりば」行、名鉄東部交通バスの出発(14:45)まで30分、駅構内の「観光案内所」で、パンフレット漁りです。係のおばさんが、声を掛けてきました。

「どこから来たの? どこまで行くの? お昼は、かねみつさん…? うなぎ(の景気)は、ね~…!」と、2、3問答を重ねるうち、明日、歩く予定のバス停留所間、「佐久島行船のりば」~「三河一色」の、予行演習をやってみる積もりになりました。

予定のバスで、「三河一色」バス停に着き(15:03)、明日の逆コースを歩き始めました。明日の、撮影ポイントをチェックしながら歩きますが、途中で道を間違え、一色悪水路に掛かる「一色大橋」上より、「のりば」まで3分ほど、慌てて走り込み、冷や汗をたっぷりかきました。市営船のりばに着いたのは、出航2分前の15:48でした。

 

16:00過ぎに、佐久島西港に着岸、波ヶ崎(なんがさき)灯台よりの日の入りの時刻(16:52)には、十分間に合いましたが、時々泣き出す厚い雲のよこしまな天気には、お手上げでした。撮影を諦め、本日宿泊の東港・民宿「魚増」へ、宿入りの時間を告げ、明日の下見がてら、島内散策へ歩き出しました。

佐久島は、三河湾最大の島ですが、海岸の総延長11㎞、先ほど降り立った西港より東港までの距離は2.8㎞、わずか30分ほどで、「魚増」には着いてしまいます。薄暗くなって、宵闇迫る海岸を、うろうろと歩き回り、東港内に出航準備中の最終便、「第三さちかぜ」を撮り、宿へ向かいました。

 

 

(⑥ 11月8日 小雨降る中 出航準備中の「第三さちかぜ」)


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