2019年「第13回明治神宮外苑大学クリテリウム」裏方記!
3月10日、2週間ほど前は雨も予想され、前日になっても当日の晩?の雨模様は、変わらない天気予報でした。快晴とはいかない、薄日の差す曇天でしたが、結果、競技中の降雨はありませんでした。
JICF(日本学生自転車競技連盟)の事前のコミュニケには、例年、大会専用貸切りとしている「絵画館駐車場」についての説明がありました。
「本年は、同日に神宮球場にてリトルシニア関東大会開会式があり、数千人規模の来場者が予想されることから、本大会向けに例年お借りしている「絵画館駐車場」の一部貸切はありません」
とのことであり、当日、一部開放される「絵画館駐車場」は一般利用者としてなら駐車可能、つまりは、早い者勝ちということになりました。
例年、機材・記念品等を担当としているAとしては、「えらいことになった!」と、思わざるを得ませんでした。応援のぼり旗(10本)、記念品+応援パンフの入った大袋を自家用車で乗り付け、設置・保管、回収・撤去をする車の駐車場の確保は、不可欠だからです。近隣にも一般駐車場はありますが、都心の一等地、新国立競技場(新築工事中)や明治神宮球場の位置する所ですので、半日駐車は高額になり、また、タイミング良く空いているとは限りません。
「絵画館駐車場」の開場は5時半、4時半に駐車場入口に着いたAの前には、ハザードを点滅させた車が1台、路側帯際に止まっていました。管理棟の係員に聞くと「車の後ろについて、ハザードを点けて、寝ていて下さい。時間が来たら起こしますので!」。
東京の日の出は5時50分ほど、まだ暗い内に先ほどの係員に起こされ、金1600円(1日券)を支払い、入場しました。後ろにどのくらい車が並んでいたかは判りませんが、開場と同時に1/3位は、埋まったと思います。心配性?のAとしては、一安心した瞬間でした。
今年の母校の参加選手は、グループ3にエントリーの1年0君一人だけです。昨年の新入生が少なく、ロードとトラックに別れて入部してきました。部員の半数を占める4年生は、今月末には卒業し、3年生は、3月解禁になった就活に専念中という状況です。大会パンフに掲載されている選手名も一人と、寂しい限りです。
昨年の12回大会に来てくれた「応援部」は、今回はありません。やはり体育会系の悩みである「部員の減少」によるとのことでした。昨年のクリテリウム応援団の参加校は、8校(早稲田 明星 慶応 明治 中央 法政 東大 駒澤)でしたが、今回は、そのまま母校を除いた7校の参加でした。
8時過ぎより参集した事務局役員で、「応援のぼり旗」の設置を例年のように目立つ鉄柵に行っていましたが、今年は、ちょっと違いました。大会役員とおぼしき二人が来て、「他の学校もあるので、少な目にしてくれ!」と言われました。OB会長共々こちらも二人して一寸抗いましたが、そこは大人の対応で、5本だけ設置しました。昨年、一昨年の時も、 ゛私達だけ ゛と宣伝効果絶大の場所に、誰も入って来ないことに、不思議に思いましたが、今年も、半分空けた鉄柵の余地は、どなたも使用しませんでした。
1年を通して各地を転戦する「全日本学生ロードレース・カップ・シリーズ」(RCS)2018年度は、長野・静岡・京都・埼玉を12戦して、最終戦(13戦)をこの明治神宮外苑で行います。成績ポイントを積み上げてきた大学や個人の最終戦ですので、大学対抗であるクラス1の迫力は、並大抵のものではありません。OB会事務局としても、OB会員が参集しやすく、交通アクセスの利便性の良い東京で行われる唯一の大会ですので、主要な年間行事の一つにしております。そのため「クリテリウム応援案内葉書」は、余り遠くない、上京可能性のある地域として、関東甲信越地区(一部東海地区)の70名弱宛てに郵送しています。
集合時間前に急報が、マネージャーを通じ、事務局宛に入ってきました。
理由は、判りませんが、出走予定のO君の「棄権」の内容でした。
10時過ぎの集合場所には、8名の0B諸氏(T先輩(5期) S(8期) N(16期) A(16期) K(16期) M(17期) N(19期) T(20期))が、参集しました。遠くは、軽井沢や沼田から来られたOBもおりました。
(応援に駆け付けたOBの皆さん)
11時15分より開始された「男子大学生グループ3のA・B・C」それぞれのレースを観戦、「応援のぼり旗」を撤去後、開場関係者で参加していた現役女子マネージャー二人と写真撮影、現役支援金を二人に預けて、OBは会場を後にしました。8名で信濃町駅際の居酒屋食堂で、ランチミーティングで話を楽しんだ後、それぞれ解散しました。母校の応援はなりませんでしたが、旧知のOBの懇親を深める応援プログラムにはなったようでした。
(男子大学生クラス3Bのレース 第1コーナー付近)