2021年「A&Kの菜園日記」冬野菜の準備(1)畝立て
コロナ禍も1年半になると、緊張感が薄れてきます。
政府は、9月30日までの「緊急事態宣言」対象地域を19都道府県に決定しました。北海道 東京 埼玉 千葉 神奈川 茨城 栃木 群馬 静岡 京都 大阪 兵庫 岐阜 愛知 三重 滋賀 広島 福岡 沖縄。また、「まん延防止等重点措置」の対象地域を8県に決定、9月30日迄の期間としました。宮城 福島 石川 岡山 香川 宮崎 熊本 鹿児島。A&Kは7月までにファイザーのワクチン接種を2回済ませましたが、市内の感染者数は二桁を下回りません。
9月10日 荒起こし・施肥・すき込み 15:30~18:00
今週前半で、「旧い畑」の除草とトウガラシ日光の撤去を終わりました。「旧い畑」の除草を続けながら、9月末の引き渡しを待つだけです。あとは「今度の畑」の作業に集中できます。8月のうち2週間は、雨の天候不順に晒され、9月に入ってからも作業ができない日が続きました。本日やっと「今度の畑」(以後ー畑)の土作り作業に出ることができました。
畑は、土手沿いの結構交通量の多い抜け道沿いにあります。お借りしている地主のTさんに言わせると「ここら辺の土手沿いの畑は、堤防整備の時に河川敷の土を敷いたもの」、小砂利はあるようですが、扇状地の土壌で肥沃かもしれません。自宅から用具を積んで畑に来るAには ゛駐車場は必至 ゛ですが、Tさんの計らいで道路沿いのスペースをお借りできました。チョット傾斜地で、後ろ向きは難しいです。
(作業前の畑と道路沿いガードレール内側の駐車スペース)
今度の畑は、広さは以前の6割(50.4㎡ 15坪)程度になります。前の畑では、お知り合いに ゛お裾分け ゛で喜んで頂けるので差し上げておりましたが、以前のように余分な収穫は出来ず、自家用のものが精一杯かもしれません。「皆さん、悪しからず!」 砂成分が多く、葉物類の耕起には楽ですが、土壌の緻密なぶん深く耕起するには労力が必要そうです。初めての境界を定めるため、枠を定め荒起こしに1時間を費やしました。Kは、先に定植したサトイモとオクラ回りの除草に集中していました。
(境界を定め荒起こし開始 A )
(Kの除草とAの荒起こし1時間で完了 A&K )
またまた地主のTさんに言わせると「ジャガイモ栽培の時から元肥は結構入っているよ!」との事ですが、自分流にこだわり5種類の堆肥・肥料を撒布しました。肥料撒布・すき込みに1時間を要しました。
【冬野菜用元肥】
完熟腐葉土 70L ふかふか牛ふん 1袋(40L) 醗酵粒状鶏ふん 12kg
天然有機質カキ殻石灰 1袋(5kg) 粒状苦土石灰 1袋(10kg)
(元肥に5種類の堆肥・肥料を使用)
(初めての肥料撒布 腐葉土・鶏ふんを除き他は1袋目安 A )
(すき込みもサラサラ土壌で作業易し A )
一気に荒起こし・肥料撒布・すき込みを作業しました。作業後の写真は大分暗そうですが、まだ明るく夕方6時で終了しました(当日の日没は午後5時55分)。一息にここまで作業出来るとは、やはり6割のスペースだからでしょうか? 初めてこの畑の作業を終え、作業毎の時間の目安が出来ました。
(夕方6時に各作業を終えて A )
9月11日 畝立て 15:00~18:00
天候不順が続いていましたので、作業時期を迎え、待ち焦がれたように2日連続の畑作業です。お仲間も全員総出で、ワイワイガヤガヤ小休止を何度も重ねて井戸端の密状態です。Kも含め、相変わらず手先より口先が大繁盛です。肥料投入後は、2週間ほど馴染ませるとベターですが、Aのいつもの急ぎ働きで、本日は畝立て作業です。
その前に、今年3月26日、2つのプランターに播種しておいた「越谷のブランドネギ」が半年余りをかけて生育したので、太さの揃ったものを100本ほど収穫してきました。千寿葱とか千住ネギと呼ばれ、粋な黒塀のどこぞの料亭辺りで提供されるものなので、少々興味があるものです。「越谷黒一本太ネギ」苗を2畝80本ほどを30分かけて定植しました。
(昨日(9/10)施肥・耕起した畑 作業前)
(3月26日播種 生育した「越谷黒一本太ネギ」苗100本)
(9月11日ネギ苗80本定植 A )
ネギ2畝は、畑を二分にする真ん中辺りに定植しました。夏/冬野菜を毎年同じ場所で輪作しないせめてもの配慮で、以前の畑でも2ヶ所で交互に栽培を行っていました。ネギの生育期間は1年近くなので、移動しない畑中央ということです。以前の6割と猫の額のスペースですが、今後ネギ畝を境に交互の作業場所を西・東(土手側)と呼ぶことにしました。冬野菜の大根類や葉物・ブロッコリーなどは「東」に集中して栽培しますが、来年収穫のタマネギや3月植付けのジャガイモは「西」に予定します。タマネギ苗の定植は11月中旬位なので、これから「西」の一角でタマネギの苗床を作り・播種します。
今までの畑では、タマネギ播種は収穫400個前後を予定して、4ml入り種袋を2、3袋播種しておりました。ここ2、3年は乾腐病を考え、余分過ぎる量を播種していましたが、今年は白タマネギ1袋、Kの要望の赤タマネギを1袋追加の予定です。
大玉の中晩生種「泉州中高黄」(2.8ml)を「西」の一角、ネギ苗際に苗床を作り播種しました。バラ播き後、ふるいで薄く覆土、もみ殻も薄く撒布しました。
(タマネギ中晩生種「泉州中高黄」(2.8ml)苗床に播種 A )
90cm×2.5mマルチ畝3畝、50cm×2.5mマルチ無し3畝を1時間半かけて立てました。
(90cm幅の黒マルチを展張作業中 A )
(50cm幅マルチ無し畝を3畝立て中 A )
(1時間半で6畝立てました A )