2021年「A&Kの菜園日記」冬野菜の準備(3)発芽
9月7日フィリピンの東で発達中の熱帯低気圧が台風14号になりました。「猛烈な」台風は、台湾の東方沖を北上し中国本土を伺って東シナ海で停滞しました。迷走気味の様相でしたが16日西日本から東日本へ横断の予報となりました。14日、播種の時には考えもしなかった台風の動きでした。17日19時頃、福岡県福津市付近に上陸、再上陸、再々上陸を繰り返し、愛媛・和歌山両県を通過、18日15時静岡県沖合で温帯低気圧に変わりました。温帯低気圧になったものの影響は大きく、関東は激しい南風と降雨に晒されました。18日一日中降りしきる強雨に、Aは4日前に播種したばかりの畑が大変気になっていました。
9月21日 台風一過後の発芽 10:00
台風一過の翌日19日はシルバーウィークの晴天になり、翌20日も晴天が続き、畑に入れるようになりました。9月に2週間ほど初秋を思わせる日が続きましたが、台風後は気温も上昇、残暑がぶり返したような陽気になりました。20日に畑の様子を見に行ったKより「種は流されて無く、みんな発芽してたわよ!」との朗報がもたされました。
朝食後のうたた寝もそこそこに、畑に向かいました。畝間の低いそこかしこに水溜まりの跡はありましたが、畝自体が崩れたり・もみ殻があからさまに流されたような様子は無く、嬉しいことにほぼ全ての畝で発芽が見られました。やはり自身の目で確認しないと安心できません。今度の畑は堤防沿いの朝晩必ず川風が吹く場所です。台風は温帯後強雨はありましたが、この辺で風は吹き荒れなかったようです。発芽したいの双葉も何とか頑張ったのでしょう! 冬野菜の発芽に感謝の日でした。
(9月21日 青首大根(手前2畝) 辛味大根(向こう隣1畝)の発芽)
(9月21日 ホウレンソウ(左) タアサイ(中) チンゲンサイ(右)の発芽)
(9月21日 ちぢみほうれん草寒味の発芽)
(9月21日 春菊(左上) 水菜(左下) 小松菜(右)の発芽)
(9月21日 何とか持ち堪えた越谷黒一本太ねぎ苗)
9月22日 ブロッコリーの定植とサトイモの土寄せ 15:30~16:30
30度に迫ろうかという蒸し暑さがぶり返したここ2、3日なので、作業も夏場の時間帯に戻り、3時過ぎになりました。チョット心配していたタマネギ苗床も薄っらと発芽の兆しが現れて、淡く緑色ぽくなってきました。
(9月22日 薄っらと発芽したタマネギ苗床3種)
今回初めての品種ブロッコリー「ハイツSP」をいつものホームセンターで6本購入しました。「ハイツSPー定植後約65日で収穫出来る中早生種、直径16cm・450gほどの良質な頂花蕾とその後側枝花蕾もとれる多収種」と、美味しそうな内容をウェブサイトで見つけました。4株を予定の場所に、他2株はバラバラに畑の隅に定植しました。つい多めに苗を購入する以前の畑での癖が出てしまいました。
(9月22日 予定の場所にブロッコリー4株定植 A )
(9月22日 ブロッコリー余分な苗を無理矢理定植 A )
ポット植えして芽出し(催芽)したサトイモ(土垂)をいつ「新しい畑」に植え替えたか、メモがありません。新旧の畑作業が入り交じって、何が何だか分からなくなっています。後から定植したオクラは、細々と生育を続け、時期を外れた今実りの恩恵をA&Kに与えてもらっています。忘れられたサトイモの「土寄せ」を行いました。やはり締まった土は固く、備中鍬で起こしながら土寄せしました。
(9月22日 サトイモ(土垂)の土寄せ A )
(9月22日 土寄せ作業はこんな感じで終了)
(2021年9月23日の植付け状況)