2021年「A&Kの菜園日記」冬野菜の準備(2)播種
ここ2、3日朝晩冷やっとする時があります。8月と9月に雨の天候不順の日が続いたと思ったら、夏も残暑もなく体感はもう初秋でした。゛お彼岸までに種蒔きを! ゛と早めに始めた畑作業でしたが、もう中旬です。
寒い時期の1、2月を除き、昨年9月より始めた早朝ポタリングですが、8月の2週間近い雨降り後に中断してから、なかなか腰が上がらず、今だ中断続行中です。また、中断に拍車をかけているのが、今年3月から始めたWebマーケットサービスを通じての中古品販売です。出品物の商品概要や由緒を紐解くのが面白く、半年で50品目ほどになりました。「終活の一環」を理由付けで始めましたが、幾らかおこぼれに預かっているKは、どんどん勧めます。
9月14日 冬野菜の播種 11:30~16:00
11日にネギ苗定植、マルチ展張・畝作りを終えた後、一雨ありました。気がせきますので、本日、種蒔きに出ました。
大根類のマルチ栽培はいままで経験はありませんでしたが、今年マルチ栽培にトライします。条間/株間や用途別に種類の多いマルチですが、Aは90cm幅の5穴タマネギ用と同じ幅の無穴のものの2種類しか使っていません。5穴のものはお仲間も毎年タマネギを栽培しますので、マルチ1本を共同購入すると数年は保ちます。無穴のものは1本個人購入して、野菜の種類に応じて適時穴を空けて使っています。マルチも透明や反射性などいろいろあるようですが、Aはもっぱら雑草防止と地熱保温用途に黒マルチ専門です。
耐病総太り(俗に青首)大根は、畝幅90cm、黒マルチに条間40cm/株間30cm、手製のメジャー竿と百均製カッターを使ってカップかき氷の空きカップ(Φ9cm)で穴を空けていきます。菜園の初め頃は、鮭空き缶の縁を連続山型に切って市販の穴開機に似せたものを作った事もありましたが、カッター切りが容易なので、以後20年近くマルチ穴はこのやり方で空けています。青首大根マルチ2畝で34穴、もう一つのマルチ畝は辛味大根用、条間15cm/株間15cm・39穴の用意が出来ました。Aは各大根穴へ種3粒を投入、覆土しました。
(青首大根用2畝に計測しながら穴空け中 A )
(辛味大根用1畝に計測しながら穴空け中 A )
(マルチ穴に辛味大根種播種中 3粒)
マルチ畝の横に60cm幅マルチ無し畝を3畝立てました。マルチ畝側より、チンゲンサイ畝・株間15cm/19穴、タアサイ畝・株間25cm/12穴、改良日本ほうれん草畝・筋播きを播種しました。改良日本ほうれん草の緑色の種は、チウラム・キャプタンの薬剤による殺菌処理が行われていました。
(チンゲンサイ畝に播種 19穴 A )
(タアサイ畝に播種 12穴)
(改良日本ほうれん草畝の緑色殺菌処理種 筋播き)
(改良日本ほうれん草畝・筋播き種を覆土中 A )
地主のTさんは、ほとんど毎日畑に来ているようです。「何もやることが無く、健康のため。美味しくお酒が飲めるから!」、初めてお会いした時、アッケラカンとして笑顔で言ってのけました。先日、「これ播いてみたら! 柔らかく美味しいほうれん草だよ」と、ちぢみほうれん草「寒味」の残り種(チウラム・キャプタン処理済み)を頂きました。いかにも霜を被って柔らかく、凝縮したほうれん草の旨味を思わせる種でした。
今年夏に実践済みの ゛有効期限外種 ゛3種、春菊・水菜・小松菜を播種しました。各種、厳冬期を除いていつでも栽培の効く種のようなので、冬野菜用に試して見ました。
ちぢみほうれん草はご教示を頂いた通り、90cm幅黒マルチ5穴(タマネギ用)を使用し、4~5粒を播種しました。ほうれん草は苦手のものでしたので、改良日本ほうれん草共々今回の楽しみの一つでもあります。
(ちぢみほうれん草の播種 殺菌処理済み茶色の種)
(有効期限外種 春菊・水菜・小松菜をアイランドバラ播き播種)
先日11日に「西」の苗床にタマネギ「泉州中高黄」を播種しましたが、側にKの要望の「赤玉葱」1袋(3.7ml)と、白タマネギのボリュームが心配で有効期限外(2020年3月)「泉州黄玉葱」1袋(4ml)を保険? として播種しましたが……、どうなることやら?
(左 K要望の「赤玉葱」 右 保険の有効期限外「泉州黄玉葱」)
他の野暮用もありましたが、11時半より4時間半11種類の冬野菜の播種を終了しました。
(11種類の冬野菜播種完了 A&K )
(9月14日播種の11種類種袋)
(2021年9月17日現在の畑の栽培状況)