2024年「A&Kの菜園日記」リユース堆肥の購入
越谷市にある「東埼玉資源環境組合」は、5市1町(越谷市 草加市 八潮市 三郷市 吉川市 松伏町)のごみ処理をまかなう組合です。平成11年(1999年)に堆肥化施設が完成してから、域内で発出される剪定枝、刈草を利用して堆肥を生産しています。
以前から「堆肥販売」のことは知っていましたが、購入するのは今回が初めてです。
4月1日、堆肥化施設横の駐車場には、30台余りの車が駐車しています。施設側が指定しているその駐車場は広く、100台以上の車が余裕で駐車出来そうです。
(施設側指定の優に100台以上駐車可能な駐車場)
堆肥化施設野外ヤード入って直ぐの入口左側に「堆肥販売受付」の自販機があり、係員が一人付いて、購入者の介助とヤード内係員に購入者の購入量を伝えていました。受付には、「堆肥購入要領」と言える内容の張り紙が数枚貼り付けてありますが、概ねの購入者は、Webサイトで、それ以上の詳細を分かって来ているようです。Aも販売堆肥の名称「リユースたいひ メチャ!! すくすく」は、サイトで知りました。
【堆肥の販売】(Webサイトより)
販売日
午前9時半~11時半 概ね4回/月(月曜が多い) 12月在庫調整月で休止 雨天中止
対象者
管内住民
方法
1回当たりの購入最大量50kg(複数回購入可) 販売単位10kg毎 多量購入車両積み込み販売1回当たり300kgまで
価格
10kg/¥100
場所
堆肥化施設 野外ヤード
※ 他にサイトでは、駐車場(は先の通り)、放射性物質測定結果 堆肥成分表 数ヶ月分の販売実績などを説明しています。当月以前5ヶ月間には、1日5~10トンの販売量でした。
(野外ヤード入口横の販売受付用自販機)
Aは積み込める量を確認するため、2度にわたり購入しました。係員から「住民確認書類」を求められることはありませんでした。5市1町名/購入kg毎の領収書が発行されていました。
(自治体名毎/購入量kg毎の領収書)
初めてなので、自宅からバケツ、ちり取り、折りたたみカート、手袋、PP製ガラ袋を用意しましたが、使ったのは手袋と収納ガラ袋だけでした。野外ヤードには、平スコップ、ちり取り、手箒、底の抜けたペール缶、台車が用意され、購入者が用意するのは、手袋、収納袋、マスクだけでした。平日の昼間、やはり高齢者が多く、感染防止対策は依然継続されており、係員も気を遣っている様子でした。
(収納・搬出に万全の用意がしてありました)
(色々持参しましたが、無駄でした!)
野外ヤード東側には、ごみ処理施設・第一工場の覆い被さるような建屋と象徴的な高い展望台(煙突)、南側は大きく扉を開け放った「堆肥化施設発酵棟」があり、扉の奥にショベルローダーが見えました。
(第一工場の建屋と象徴的な展望台(煙突))
(野外ヤード南側の「堆肥化施設発酵棟」)
(発酵棟堆肥舎のそばにショベルローダーが1台)
係員に「あなたは、この山!」と指示され、用具置場から台車を持ち出そうとすると、「先に専有はだめ、袋詰めができてから!」と注意されました。
野外ヤードの1/3にわたって堆肥の山が4~50個できており、購入領収書を係員に渡し、各山別に購入者が案内されています。Aが袋詰めした実感から、大きい山は100kg、小さい山は50kgのようで、小さい山から無くなっていく様子でした。
(袋詰めの実感より小山は50kg 大山は100kg?)
ペール缶内側に袋をセット、ある程度詰め終えて形ができあがった時点で、ペール缶から取り出し、持ち運べる量に調整します。Aの場合は、50kgを4袋、一度に1台の台車に載せ、駐車場に運べました。車に余裕があり、もう50kg購入できました。周りの皆さんは同じ高齢者の方が多く、夫婦連れの方々は、あれやこれや言い合いながらの作業です。
(堆肥50kg山の袋詰め作業)
(50kgを4袋詰め 台車に載せたところ)
(100kg8袋を車載した状態)
じっくり6ヶ月をかけて熟成・発酵させた剪定枝・刈草堆肥、放射性物質測定、堆肥成分もしっかり表示されていますので、1㎡当たり3~5kgの割で、夏野菜の元肥として撒布したいと思います。
(剪定枝・刈草堆肥 100kg 夏野菜の元肥)