卓袱台の脚

団塊世代の出発点は、狭いながらも楽しい我が家、家族が卓袱台を囲んでの食事から始まったと思います。気ままな随想を!

2023年「A&Kの菜園日記」キュウリ棚製作とジャガイモ・タマネギの収穫

2023年06月12日 12時43分15秒 | 日記・エッセイ・コラム

2023年「A&Kの菜園日記」キュウリ棚製作とジャガイモ・タマネギの収穫

 

 

6月6日 キュウリ棚の製作 11:00~15:00

 

朝からどんよりと厚い雲が垂れ下がり、それでも午前中は明るさがありました。昼を過ぎるあたりから、より薄暗くなり、今にも泣き出しそうな雲行きになってきました。予報では、晩から翌日にかけて雨模様とのことでした。東海・関西・九州は5月末に例年より早い梅雨入りを迎え、関東も一両日中には梅雨入り宣言が出てもおかしくない気象状況でした。

「キュウリの頭が行灯から覗き始め、大分窮屈そうよ!」、数日前よりKから言われておりましたので、゛今日は取り敢えず、キュウリの行灯を外し、ネット棚を製作するだけ! ゛と思って畑に出ました。

 

 

(6月6日 作業前の畑)

 

 

翌日からの悪天候を意識してか、お仲間も作業に精を出して励んでおり、いつになく皆さんの動きも速く感じられました。5月27日に追加植え替えしたピーマンは、2株残っていた播種栽培の苗のうち1株が枯死していました。また、追加植え替えナス7株は順調ですが、今度は米ナス1株の元気がありません。

キュウリ苗は「行灯のはみ出し」状態を通り越し、天にも昇る草勢です。行灯8つ撤去し棚製作に入りますが、ますます草勢の良くなった隣畝のトマトがキュウリまで側枝を伸ばしてきますので、下葉を刈り取り、芽欠き・誘引を行って、棚製作の足回りを整わせながらの二重作業をしながらになりました。お仲間より「トマトの勢いがすごいわね!」と声が掛かりますが、畝幅90cmの所にいつもの倍の15株を生育していますので、ほとんど密生してこんもり状態……、゛勢い良く ゛見えるだけです。支柱組・ネット展張、完成まで2時間もかかりました。

 

 

(6月6日 行灯をはみ出したキュウリの生育)

 

 

(キュウリの行灯を外し撤去 A )

 

 

(6月6日 キュウリ棚の支柱組 A )

 

 

(キュウリ畝横隣のトマトの下葉刈り・芽欠き・誘引しながらの棚製作 A )

 

 

(6月6日 2時間を費やしキュウリネット棚完成 A )

 

 

お仲間に比べジャガイモ・タマネギの収穫作業は、遅れていました。しかも、東海・関西以西の梅雨入りは、例年よりも早い5月末、関東圏も今日か明日か? ……の梅雨入り宣言待ち。Aがキュウリ棚に手間取っている間、「手頃な使い勝手の良い大きさだから」とAに告げたKは、タマネギの収穫・抜き取りを始めました。Aは「少し早すぎるかな?」と思いましたが、お天気事情や「タマネギを使うKが言っている事」なので同意して、タマネギ・ジャガイモの収穫を決めました。

 

 

(6月6日 収穫作業前のタマネギ畝)

 

 

(タマネギ抜き取り・収穫中 K )

 

 

キュウリ棚完成とタマネギ収穫を終え、タマネギ乾燥のため畑に数時間放置し、午後遅く回収する予定にしました。

 

 

(マルチ上でタマネギ乾燥中 A&K )

 

 

ジャガイモは、それまで2回ほど試し堀りを行い、「今年は、まあまあかな?」の栽培状況でした。昨年が悪かっだけに、 ゛幾らかでも収穫できれば上出来 ゛との思いでした。昨今の何から何まで全ての物価高、Kは「生活の一助になれば少しでも…、(握りこぶしを見せて)これくらいのジャガイモとタマネギが1個60円よ!」と言い放ちます。それこそ、趣味と実益の家庭菜園様々です。

 

 

(6月6日 収穫前のジャガイモ畝)

 

 

(ジャガイモを掘り起こす時のワクワク感はたまりません! A )

 

 

「ジャガイモ栽培」例年は、キタアカリが男爵よりも難しく(同じ種イモ数でも)収量も少ないですが、今年は、キタアカリが上出来でした。

 

 

Aは、カボチャ栽培は取り分け好んでする方ではありません。栗カボチャ種の「みやこ」、「えびす」、頂いた奥会津の三島赤カボチャ、お遊びのグリーンカーテンとして、自宅庭にネットを張り赤カボチャを栽培したことがあります。カボチャを多収栽培したのは「バターナッツ」で、2019年9月の台風15号により栽培棚が倒壊、青生りも含め30個ほどの収穫がありました。

今年は、バターナッツ(2019年)より自家採種した種より幾つか育苗し、オーナーのTさんにプレゼントや畑の一角にボランティア的に植えてみました。また、4月24日13.5cmプラポリポット12個に播種した種は、入手先不明(誰からか頂いたカボチャより採種した)の2020年の「粉吹きカボチャ栗将軍」のもので、75%の発芽率9株が発芽・育苗しました。本日、4株をジャガイモ収穫跡に定植してみました。

 

 

(4月24日 「粉吹きカボチャ栗将軍」13.5cmポット12個に播種)

 

 

(5月15日 発芽育苗中の「粉吹きカボチャ栗将軍」)

 

 

「粉吹きカボチャ栗将軍」苗4株は、ジャガイモ畝の両サイド端(南北)に2株づつ定植しました。改めて施肥はせず残留肥を利用します。限られた家庭菜園スペース、冬野菜を播種するまでの期間、雑草除けも兼ねております。種苗メーカーの特性を覗くと下記のような説明がありました。

 

【カボチャくり将軍】

果重2kg前後の大果が連続して着果、50~55日ほどで収穫の早生で多収の品種。表面の溝は目立たずツヤがあり、ホクホクで食味に優れ均等な肉厚、切断面が褐色変しにくい。収穫直後でも糖度が高く後熟しない。1ヶ月経っても粉質(ホクホク感)が維持され、貯蔵性が高い。草勢強く葉柄が太く着果は安定します。第1回ベジワングランプリ1等特別賞を受賞したホクホクカボチャです。

 

 

(カボチャ用に再耕起中 A )

 

 

(6月6日「粉吹きカボチャ栗将軍」4株定植 A )

 

 

(「粉吹きカボチャ栗将軍」苗定植)

 

 

昨年10月28日に今の場所に移植して8ヶ月を経過した「坊主不知ネギ」が、5~6株に分けつ、Kが何本か収穫していました。夏野菜が落ち着いた頃、畑東端(土手寄り)に「坊主不知ネギ」を1畝株分け、定植の予定です。

 

 

(6月6日 分けつネギ「坊主不知ネギ」を一部収穫 K )

 

 

ホームセンターで気紛れに購入した「つるなしいんげん」3株(4株購入1株枯死)を、「つるありいんげん」棚の脇に定植しました。

 

 

(6月6日 「つるなしいんげん」3株定植)

 

 

前回の作業5月27日で数株発芽が見つかったサトイモ(土垂)ですが、今回は植付けた株8株全てが発芽、確認出来ました。

 

 

(6月6日 8株全てが発芽したサトイモ(土垂))

 

 

抜き取ったタマネギを数時間乾かし、改めて自宅より米袋(タマネギ運搬用)を持参する積もりでおりましたが、天気がますます危うく、今にも降り出しそうな空模様になってきました。車内多少の汚れを覚悟してタマネギ・ジャガイモをばら積みし、畑を後にしました。帰宅後、車内より米袋に収納して物置に蔵置しました。

 

 

(緊急措置としてジャガイモ/タマネギをばら積みし搬出した)

 

 

(6月6日 空模様が怪しく早々に帰宅 作業終了の畑 K )

 

 

(2023年6月6日の畑)

 

 

6月7日 タマネギ乾燥棚組み立てとタマネギの収納  午前中

 

6日は、晩に降雨があったようでした。

朝食もそこそこに、タマネギ乾燥棚を小1時間かけ組み立てました。この乾燥棚は、タマネギ収穫800個の時、2008年6月に製作した15年目の棚ですが、まだまだ充分に貢献してもらえそうです。

 

 

(6月7日 今年もお出ましタマネギ乾燥棚 A )

 

 

昨日米袋に入れ持ち込んだタマネギ4袋を持ち出し、早速、根と葉を切除して乾燥スタイルに加工します。お仲間の一人の方に言わせると「葉と根は、そのままに乾燥させた方が良いようよ?」とのことですが、作業小屋も倉庫も無い一般家庭では数百個のタマネギを貯蔵させておくのは、至難の業、Aの乾燥棚の術が精一杯になります。2時間以上を費やし、白タマネギ(ネオアース)2畝苗200本分ー29.55kg、赤タマネギ(スターレッド)1畝苗100本分ー21.8kg を乾燥棚に置き終わりました。

 

 

(乾燥棚に置きやすいように葉と根を切除加工 A )

 

 

(タマネギ収穫 白タマネギ29.55kg 赤タマネギ21.8kg )

 

 

(タマネギを棚に全て置いて例年のイベントは落着 A&K )

 

 

今年のジャガイモ畝3畝、男爵種イモ1kgー12個、キタアカリ種イモ1kgー20個 の収量は、2品種合わせて14.9kgでした。不作だった昨年の倍の収量です。

 

 

(ジャガイモ収量2品種合計14.9kg )

 

 

ブルーシートをまとった雨除けスタイルの乾燥棚です。これから梅雨入りには不可欠の準備になります。

 

 

(ブルーシートの雨除けスタイルの乾燥棚)


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