2023年「A&Kの菜園日記」ナスとピーマンの追加定植
COVID-19による感染症拡大の第2波の頃(2020年9月)、「新しい生活様式」(習慣)を求め早朝ポタリングを始めました。冬期(2月)を除き2021年8月までの1年間ほど続きました。猛暑日の連続の月を機会に、以後、遠のいていましたが、先月中旬よりまた始めました。幾つかコースがありますが、5月24日は「水元公園コース」を巡ってきました。
何回か中止された「葛飾菖蒲まつり」、今年は5月29日~6月18日の期間開催されると聞きました。葛飾区内の堀切菖蒲園(約200種 6000株)と都立水元公園(約100種 14000株)が対象で、見頃は6月上旬~中旬。
「都立水元公園は、小合溜(こあいだめ。葛飾区と三郷市との県境に位置する中川(古利根川)の一部の池。江戸時代に築かれた用水池「溜井」(ためい。灌漑用水を溜めておく場所)の一つ)に沿って造られた、都内で唯一水郷の景観をもった公園。昭和50年までは、都立江戸川水郷自然公園に指定されていた。大小の水路が園内を走り、ポプラ並木やメタセコイアの森、ハンノキなどの樹木が生育、ハナショウブ、スイレン、コウホネなどの水生植物が多く見られる」
江戸川堤防右岸(埼玉県道156号三郷幸手自転車道線)を川下に下っていくと高架の東京外環自動車道手前に葛飾区東金町運動場へ直接入れる(人と自転車)入口があり、それを通り抜け外環道の高架下を出たところが、水元公園の東端になります。「小合溜」を右手に園内の水元大橋に向かいますが、橋手前左側に「はなしょうぶ園」と「睡蓮池」が広がっています。橋を渡りポプラ並木・バードサンクチュアリー横を通り水生植物に出ました。時季を迎える前のハナショウブが咲き誇っていますので、写真を1枚撮影。その先の区画された「圃場」の落ち葉の秋の情景も1枚持っています。2時間ばかりの静かな早朝を楽しむポタリングコースです。
(5月24日 水元公園・水生植物園のハナショウブ)
5月27日 ナスとピーマンの追加定植 10:00~13:00
数日前、「ナスとピーマンが酷いことになっているわよ!」とKより報告がありました。初めての播種栽培の苗、「いやな予感が的中か?」。もう5月も末、夏野菜の苗もいつまである事やら、畑の現状を見ること無くホームセンターに駆けつけました。コロナ禍の巣籠もり需要が功を奏して、品種も少なく良い苗も余りありませんでしたが、Aの望む苗は何とか購入できました。
(何とか購入出来たピーマン苗「京みどり」8株)
(ナス苗はこれに限る! 購入苗「千両二号」7株)
(ついつい追加の購入苗キュウリ「夏秋節成り」2株)
防虫ネットを展張したナス畝は、散々な有様です。定植から5日経過していますが、倒伏した苗は枯れ始めて、米ナス「くろわし」だけが残っていました。
(5月27日 定植5日倒伏し枯死寸前のナス苗7株)
(苗が再び活着し起き上がるようには見えません!)
作業中のオーナーTさんに「種からのナス苗が駄目でした!」と告げると、「トマト・オクラは強いが、ナスはある程度根張りがしっかりし、生育した苗でないと植え替え(定植)は難しい」とのアドバイスを頂きました。「そう言われれば…!」
Aは、プラポットに培養土を入れ播種したものを育苗していますが、ポット下部の穴より培養土が漏れ落ちるのを鉢底ネットを敷いて防いでいます。
「鉢底ネットとは、プラスチック製網目状ネットを任意のサイズにカットして使用するもので、鉢底(プラポット)の穴から害虫の侵入防止、培養土の漏出を防ぎ、灌水の適度な排水を促し、苗の生育促進に効果的」と言われています。
(鉢底ネットを敷いた9cmプラポット)
市販のプラポット苗では、鉢底ネットが敷いてあるものは見たことが無いと思います。
Aは、育苗したポット苗を定植する時、根張りした根土をこぼさないように取り出し、幾分根が付いている鉢底ネットを取り除き定植します。これまでは、多少の根張りした鉢底ネットを取り除いても、何とかその後生育していたのかもしれません。
今回の「初めての夏野菜の播種栽培の育苗」では、それぞれ(ナス・ピーマン)の育苗度合いを誤り(根張りが出来ていない苗を早く定植させた)、しかも、鉢底ネットに付着した幼根を取り除いてしまった?……のかもしれません。ポリポットの底穴に「荒目の腐葉土を敷く」やり方を実施している方の意見を見つけましたので、今後、試したいと思います。
ナスの植え替えには30分を費やしました。
(5月27日 ナス苗「千両二号」の植え替え完了 A )
オクラ8株と共に5月19日定植した播種栽培の苗ピーマン ニューエースEX 8株のうち6株が跡形も無く消滅していました。「ナスと同様の原因かな(害虫の形跡無し)?」……と推し量るだけで、よく分かりません。「まだ、2株残っているだけ良いかな!」と思うだけで、その後の不安も拭いきれません。ピーマンの植え替えに30分ほど、ナス・ピーマンの撤去・植え替え・ネット展張など2時間近くをかけました。
(5月27日 ピーマン6株が消滅)
(5月27日 品種違いのピーマン「京みどり」6株定植 A )
(植え替えピーマン6株「京みどり」と2株「ニューエースEX」)
(5月27日 2時間かけナス・ピーマンの植え替え完了)
今回買い増ししたキュウリ苗「夏秋節成り」2株と5月19日に定植した4株と、都合「夏秋節成り」は6株になりました。また、播種栽培生き残りの「夏すずみ」1株を自宅より持参、かつてお仲間より頂いたキュウリ苗1株を定植しましたので、本日は新たに4株を定植したことになります。「夏すずみ」と頂きものの2株は、ほぼほぼ生育は望み薄です。
(5月27日 追加購入の「夏秋節成り」2株を定植 A )
(ほぼ諦めの播種栽培キュウリ苗「夏すずみ」1株)
5月22日にやり残したトマトの支柱立て6株分を本日やり終え、15株の行灯撤去・支柱立てを全て終えました。今後は、芽欠き・誘引・摘果を繰り返し、一本仕立てを管理します。
(5月27日 トマトの支柱立て6株分 A )
(5月27日 本日15株分の支柱立て完了)
4月28日に8株定植、5月2日に棚製作を行った「つるありいんげん」が大分生育、蔓もネットに巻き付き始めました。A&Kで灌水を行いました。
(5月27日 生育順調な「つるありいんげん」に灌水 A&K )
4月20日に植付けたサトイモ(土垂)8株のうち数株に発芽が見られました。
(5月27日 やっと数株芽を出したサトイモ)
5月19日定植の播種栽培オクラ8株は、順調です。
次回は、ジャガイモの収穫かな…? 早生種栽培のオーナーTさんは、大分前にタマネギの収穫を終えています。お仲間の方に早生種の方もいますが、まだ、ほったらかしのようです。例年は、タマネギが6月上旬、ジャガイモは6月下旬~7月上旬が、それぞれの収穫時期と思っていましたが、今年は少し違うようです。
(5月27日 5月19日定植のオクラ8株は順調)
(2023年5月27日の畑)