5時20分からのお数珠頂戴を目指してホテルを出る予定が、やや出遅れる。
5時半、回向柱前には、人ごみはあるが、並んではいない。
回向柱に、しっかり触れて、前立本尊にご縁をいただいた。
そのあと、
御朱印をもらうために列に並ぶ。
出来上がりは8時とのこと。
恐るべし。
朝食をホテルでとったら、また、来なくては。
本堂には入ると、ちょうど朝のお経が終わり、いよいよ御開帳。
一瞬のどよめき。
「一光三尊(いっこうさんぞん)阿弥陀如来」(中央に阿弥陀如来、向かって右に観音菩薩、左に勢至菩薩)の白雉5(654)年以来の秘仏の御身代わりとして前立本尊のお姿が開かれる。
黄金に輝く美しいお姿。
長野に善光寺あり。
このお姿に魅せられ、幾多の戦いを経て、今がある。
そう思うと、人の想いがたくさん詰まったお姿を拝見できて、いっそうのこと灌漑深い。